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 ギャラリー び~た 友の会 NEWS  2017年5月号
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新緑が目にも鮮やかな季節がやってきました。
ぽかぽかした日差しの中おでかけをしたり、スケッチをしたり、
外に出るのが楽しくなる陽気のこの時期。
ギャラリーび~たから、5月の爽やかな風とともに
素敵な展覧会情報をお届け致します。

皆さまお誘い合わせの上、ぜひご来場ください。

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◇◇ 『ギャラリー び~た』 2017年5月の展覧会情報 ◇◇


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※ 4月26日(水)~5月9日(火)はお休みとさせて頂きます。

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 第 2 週
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●5月10日(水)~5月16日(火)
  1階 『 第2回 東山孝幸 水彩画展 』
※会期中無休
水彩画を始めて13年。描いた絵が1900枚を達成したあたりから
行き詰まりを感じ、画風刷新を思いたったそう。
現在もその目標を継続中とのことですが、以前にも増して
楽しく描けるようになったと言います。
2500枚を目前に、画風も少し変化したように感じられたため、
2回目の個展開催を決意されました。
たくさんの作品から吟味された風景画、約40点を展示致します。

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 第 3 週
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●5月17日(水)~5月23日(火)
  1階 『 菱沼紀昭 洋画展 - 絵画の魅力 - 』
※21日(日)休館
会社を定年退職したあと、東京農大成人学校の絵画教室で学んでこられました。
公募展への出品、国内外へのスケッチ旅行などを通して作品制作をされる一方で、
ルネサンス以降の代表的西洋画家の作品研究にも取り組んで
いらっしゃるとのこと。
作品の模写を通して色彩や構図を勉強し、油彩、水彩、パステル、デッサンなどの
作品づくりにチャレンジされています。
展覧会では、ここ10年間の成果を展示。ぜひ足をお運びください。

【略歴】  一線美術会委員   大和美術協会役員
     「みはし会」写真グループP会所属


●5月17日(水)~5月23日(火)
  B1 『 滝田一雄とヴェニスをじっくり描く 帰国展 』
※21日(日)休館
昨年10月、ヴェニスに5連泊してスケッチをされたメンバーによる帰国展です。
洗濯物がはためく素朴で庶民的な路地、朝日に照らされ運河に映る家々、
時間帯によって趣を変えるゴンドラなど、様々な情景を思い思いに
描きとめてこられました。色とりどりで個性豊かな11名の力作が並びます。

※最終日は15時で終了します。

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 第 4 週
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●5月24日(水)~5月30日(火)
  1階 『 菅原大太郎・槇紗 水彩画展 』
※28日(日)休館
初めての夫婦展はドロミテとヴェニスの風景画を中心に、
これまでに制作した作品も含め展示予定。
北イタリアに位置する、美しい天空の小さな村・ドロミテ。
ゴツゴツした岩山が天に向かって聳え、大草原には野の花が咲き乱れ、
青い風が通りぬける、まるで「アルプスの少女ハイジ」の世界。
美しく雄大な景色はこの世のものとは思えぬほど素晴らしかったそう。
水の都ヴェニスは、ドラマチックな景色が魅力的で、オペラやバレエの
舞台装置の中にいるような気持ちに。

夫婦展に向けて、二人で頑張った成果をご覧いただければ・・・とのこと。

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 第 5 週
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●5月31日(水)~6月 6日(火)
  1階 『 兵庫哲郎 水彩画展 Uターンの風景 』
※6月4日(日)休館
6年前、故郷である佐渡市にUターン転居されました。
今展では佐渡の風景水彩画を中心に、帰郷後に描いた作品を展示。
風景に真摯に向かいあい、精緻に描くことがコンセプトです。
特に空気感を大切にされていて、水彩の特性をいかしながら
描いていらっしゃるとのこと。通常の水彩用紙に描いたものだけでなく、
佐渡の風景の情感を出すため、和紙に墨彩画風に描いた作品も展示されます。

【略歴】 1976年 多摩美術大学デザイン科 卒業
      2004年 千葉 市川市にて絵画教室を主宰

※ 初日は13時から始まります。最終日は15時で終了します。



 ☆掲載の案内ハガキをご覧になられたい方は・・・コチラ



上記以降の『ギャラリー び~た』の展覧会予定
  
 (日曜・祝日はお休みですが、展覧会によっては変更もございます。)

6/ 7(水)~1階     「渺展」
         B1    「西房浩二と南イタリアを描く帰国展」

6/14(水)~1階     「奥崎喜久男 個展」
         B1    「古澤孝 ペルーの旅 油彩展」

6/21(水)~1階     「野蒜会展」

6/28(水)~1階     「石垣渉 水彩画展」


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『ギャラリー び~た』はスケッチ旅行の専門店、(株)トラベルプランが
運営するギャラリーです。
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◇◇ 『び~た友の会』 スタッフ便り ◇◇


 下芝 悟

  『 札幌 「月寒」牧畜 事始め 』


札幌市内でサイロのある風景というと、あのクラーク博士で有名な
北大第二農場が頭に浮かぶが、それに勝る規模のサイロや牧草地が、
札幌の南・月寒にあることを偶然ネットで見つけてしまった。

2kmにも及ぶポプラ並木、広大な牧草地や耕地、5基のサイロなどを
所有する『八紘学園北海道農業専門学校』。
札幌市営地下鉄・東豊線の終点、福住駅から徒歩5分の位置に
存在するというので、3月に出かけた。


明治始め頃の、羊ヶ丘から月寒方面の経緯に触れると、
まず吉田善太郎という人物が登場する。

彼は盛岡出身で、1871年(明治4年)10歳のころ父親と共に同地に移住した。
10年後に父が亡くなると木炭製造業を引き継ぎ、資産をもとに大谷地や
月寒の丘陵地を切り開き、1897年に吉田牧場をスタート。
1904年に牧舎やサイロを完成させた。
(この畜舎とサイロは札幌景観資産9号に指定されている)

また年代は不詳だが、日本で初めてホルスタイン牛20頭の輸入をしたのも吉田であった。
農業に関わる数々の功績を残したが、1916年56歳で他界してしまう。


八紘学園の創設者となる栗林元二郎は1896年秋田生まれ。
22歳のとき北海道開拓団長として十勝芽室の200haの開墾を成功させ、
道庁より功労賞を受賞する。1924年に道庁の移民招致係の嘱託に指名された。



吉田の完成させたサイロ(中央)と牧舎(右側)
農業教育の必要性を痛感し、独学で教員免許を取得し
植民学校の教師になるが、自分の理想の農業専門学校実現に奔走。
政治家や北大教授陣の助けで月寒の地を入手すると、
1933年に農場、校舎、寄宿舎、畜舎を完成させ、
待望の夢を実現させた。

開校と同時に吉田善太郎の土地も入手したため、
吉田が完成させた畜舎とサイロも栗林のものとなった。


栗林の始めた『八紘学園北海道農業専門学校』は、
実習主体・実学教育が柱で、男女共学の2年制全寮制をとっている。

加工も含む幅広い農業実習で得られた農畜産物は、
直営売店で学生が実習販売を行なっている。
敷地は本校62haに加え、日高にも128haを所有しているとのこと。


牧草地の東端に近い場所に花菖蒲園があり、花季には有料で見学出来るのだが、
訪れた時期は一面の雪原。6月末には菖蒲450種10万本が、
7月中旬にヘメロカリス(アメリカで品種改良された日光キスゲに似た花)、
7月下旬にラベンダーが敷地一杯に咲き乱れるそうだ。

花菖蒲園の北にある果樹園内では、学校経営のレストラン
「ツキサップじんぎすかんクラブ」が運営されている。
栗林が旧満州から当地に移住する際に満州時代の鍋を持ち帰り、
羊肉を調理して食べていたことにちなんで、1953年 非営利目的の
会員制「成吉思汗クラブ」を発足したのが起源とか。

花菖蒲園の西にある牛舎には、生徒が愛情込めて飼育している牛がいる。
一般的な乳牛の生涯乳量が3、5万kgのところ、
4世代続いて10万kgを突破する自慢の牛だという。


今回の札幌訪問は積雪のため歩行に時間を要した。
オフシーズン休眠中で資料館をはじめ多くのところが観られず残念だったが、
新緑の時期にでも再訪し、開拓当時の雰囲気を充分味わってみたいと思った。




 田中 弘子

  『 隅田川ぶらり旅 』


 小さいときから川を見てゐた。水は流れたがって、とっとと走り下りてゐた。
 そのくせとまりたがりもして、たゆたひ、渋り、淀み、でもまた流れてゐた。
 川には橋がかかってゐた。          (幸田 文 『流れる』より)


橋のギャラリー、隅田川。実物の橋を見ようと浅草にでかけ、
吾妻橋から出発しました。
吾妻橋を渡ってリバーピア吾妻橋の最上階から隅田川を鳥瞰すると、
下流に駒形橋、厩橋、上流に言問橋、桜橋が見渡せ、眺望は抜群でした。
桜橋のあたりにはお花見の屋形船が桜の花びらのように川面に揺れていました。

水上バス浅草ステーションから船に乗っていよいよ隅田川めぐり旅です。
橋名のアナウンスがあるので橋下から見上げると、橋の上流側にはひらがな、
下流側には漢字の橋名の銘板がありました。

橋の色彩も様々で心がときめきます。吾妻橋の側面の赤や橋面の黒は、
浅草寺や仲見世とゆかりのある色。蔵前橋の黄は、御米蔵の米の籾殻の色とのこと。
新大橋の中央塔のオレンジ色、清洲橋の紫がかった青色もハッとする美しさでした。

対岸に高層ビルが聳え立ち、川が二つに分かれるところに架けられた中央大橋は、
白い塔と32本のケーブルによる近代的なデザインで、この辺りにふさわしい、
存在感のある橋です。

歴史を秘めた勝鬨橋は、跳開して大きな船を通す役目は終えましたが、
橋上の交通量は多く、隅田川の河口をひきしめる威風堂々の橋でした。
 
日の出桟橋に近づいた頃は、隅田川も広い海に入り、海風が頬を撫でます。
対岸の高層ビル群、はるか南方に見渡せる天女が舞い降りたような
レインボーブリッジ―。

東京の湾岸風景に見入りながら、次は隅田川上流に行くのだと
心に決めて帰路につきました。



 井上 綾

  『 鉛筆、ふたたび 』


屋外での活動が心地よい新緑の季節。早速スケッチに行ったという方も
多いのではないでしょうか。そんな屋外スケッチのお供になりそうな
文房具を見つけたので、ご紹介いたします。

北星鉛筆株式会社の「大人の鉛筆」は、見た目はシャープペンシルそのまま。

ただし中に入っているのはシャープペンシルの芯ではなく鉛筆の芯という商品。
さっそく使ってみたところ、書いた時の感触や線の質感が鉛筆そのもの!
芯の直径も2mmと太く、シャープペンシルには無いサイズ感で、
書いている時の安定感が違いました。

私自身、筆圧が強いためシャープペンシルの細い芯ではバキバキと折れて使いづらく、
学生時代も鉛筆を好んで使っていたのですが、「大人の鉛筆」であれば
そういったストレスを感じずに済みそうです。


「大人の鉛筆」は、鉛筆のように芯を削ることができるので、
自分好みの細さに調整することも可能です。
使わないときに芯を本体に収納できるのはシャープペンシルの良さ。
これならポケットに入れておいても安心ですね。

普通の鉛筆では、使い続けるうちに短くなり持ちづらくなるという宿命がありますが、
「大人の鉛筆」なら持ち手の長さが変わらないのも嬉しいところ。
鉛筆とシャープペンシルの良いとこどり、日本文具大賞の優秀賞を受賞したと
いうのも納得です。ぜひお試しください。


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◇◇  第1回 Vita展 作品募集  ◇◇


7月26日(水)より、ギャラリー主催のグループ展「第1回 Vita展」を
開催いたします。現在、ご出展いただける方を募集中!

ギャラリーの名前でもあり展覧会の名前でもある「Vita(び~た)」という言葉。
変わった名前だと言われることも多いのですが、実は2つの意味をこめています。

ひとつは、び~たを運営している旅行会社トラベルプランにちなんだもの。
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、「たび」を反対から読むと・・・?
そう、「び(~)た」になりますね。

もう一つは「命」「人生」「生活」を意味するイタリア語・ラテン語の「Vita」。
ビタミンや、バイタリティ(元気)の語源と言われ、生きていくうえで
欠かせないものを表わしています。旅や絵を通して人生を豊かにする場になれたら、
という思いで「ギャラリーび~た」と名付けられました。

今展では、絵を描く活力をくれる大切なもの<Vita>を描いた作品を
募集いたします。油彩、水彩、パステルなど、画材は問いません。
どなたでもご出展可能です。

ご出展いただける方は、電話・FAX・Eメールにて
「トラベルプラン/ギャラリーび~た」までご応募ください。


 会期:7月26日(水)~8月1日(火)
 点数:お1人3点まで
   (会費は1点につき5000円、2点目以降は1点ごとに1000円割引)


 ☆募集ハガキは・・・コチラ


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◇◇ 注 目 展 覧 会 情 報 ◇◇


「‐生命の華‐ 高山博子 油彩画展」

  場 所  西武池袋本店 本館6偕 アート・ギャラリー
  電 話  03-3981-0111(代表)
  期 間  5月10日(水)~5月16日(火) 【会期中無休】
  時 間  10:00~21:00(日曜~20時/最終日16時まで)

   インドの大自然に生きる女性たちの神秘的な瞳の輝きに心引かれ、
   人生の歓喜や命の美しさを描き続けています。


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ご意見・ご質問などは"vita@travelplan.co.jp"までお願いします。
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  ≪ ギャラリー び~た 友の会 ≫
担 当:井上 綾 / 下芝 悟 / 田中 弘子
電 話:(03)3561-5050
F A X:(03)3561-5051
H  P: http://www.travelplan.co.jp/

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