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 ギャラリー び~た 友の会 NEWS  2018年4月号
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各地から花のたよりが次々と舞い込む今日このごろ。
今年は例年よりも早く桜が開花するところも多く、お花見の予定を
繰り上げた方も多かったのでは。
「ギャラリーび~た」から、4月の展覧会情報をお届け致します。
春の訪れにふさわしい、華やかな展覧会をどうぞお楽しみください。

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◇◇ 『ギャラリー び~た』 2018年4月の展覧会情報 ◇◇


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 第 1 週
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●3月28日(水)~4月 3日(火)
  1階 『 高野浩毅 水彩画展 』
※会期中無休
色とりどりの花々を描いた作品と、故郷・新潟の雪景色を描いた作品を中心に、
30余点を展示。花と雪、華やかさと静けさの饗宴です。
透明水彩の爽やかさや清々しさを感じる展覧会です。

【略歴】新潟県生まれ。東京、埼玉を中心に個展・グループ展開催。
     「神田101水彩塾」主宰



●3月28日(水)~4月 3日(火)
  B1 『 高野浩毅とコッツウォルズを描く 帰国展 』
※4月1日(日)休館
昨年9月に、イギリスのコッツウォルズを旅したメンバーによる帰国展です。
ハチミツ色の石で造られた家が並ぶ街並や、中世の趣を残す橋、
川のほとりの遊歩道など、美しくのどかな光景を描きとめてこられました。
個性豊かな作品の数々をお楽しみください。

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 第 2 週
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4月 4日(水)~4月10日(火)
  1階 『 彩月展 』
※11日(日)休館
蔡國華先生の指導を受けている月曜クラスのグループ展です。
これまで「くるぶ・らんでぃ展」として発表されていましたが、
“さらにのびのびと個性的な作品に”との思いで、心機一転「彩月展」と改名。
思い思いの自由なテーマで描かれた、油彩、水彩、パステルなどの
作品を展示いたします。


4月 4日(水)~4月10日(火)
  B1 『 蒲生俊紀と秋のブルゴーニュを描く 帰国展 』
※11日(日)休館
昨年10月、蒲生俊紀先生とフランスを訪れたスケッチツアーの帰国展です。
中世の面影を色濃く残す水と緑に囲まれた村や、巡礼の出発地・ヴェズレー、
画家達がこよなく愛した田園風景の広がる街などを巡りました。
川のほとりでせせらぎの音を聞きながら絵筆を取ったり、
草を食む動物たちを眺めながらスケッチしたりと、のどかな時間を
楽しみつつ制作をされました。12名の力作をご覧ください。

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 第 3 週
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4月11日(水)~4月17日(火)
  1階 『 スイス・南イタリア写生行 帰国展 』
※15日(日)休館
2016年と2017年に、スイスと南イタリアを訪れたツアーの帰国展覧会です。
海辺の町や湖のほとりの町、エトナ山をのぞむ山上都市など、
それぞれの土地の情景を熱心に描きとめてこられました。
旅の記憶がつまった15名の作品が並びます。

※ 初日は13時から始まります。

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 第 4 週
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4月18日(水)~4月24日(火)
  1階 『 右近としこと南イタリアを描く 帰国展
              アマルフィの風に誘われて 』
※22日(日)休館
昨年10月に南イタリアを訪れたツアーの帰国展覧会です。
イタリア最古の海洋都市として栄えたアマルフィと、
大きな白い船のようだと評される丘上都市オストゥーニに滞在。
絵心を掻き立てられる路地や街並み、雄大な大聖堂などをじっくり
スケッチしてこられました。


4月18日(水)~4月24日(火)
  B1 『 スペイン・カタルーニャを描く 帰国展 』
※22日(日)休館
昨年10月末にスペインのカタルーニャ地方を巡ったツアーの帰国展です。
画家ダリゆかりの白い漁村や、中世の姿を完璧に残す歴史的集落などを訪ねました。
楽しい旅の様子が、作品からも伝わってくることでしょう。

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 第 5 週
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●4月25日(水)~5月 1日(火)
  1階 『 写真展 イタリア -それぞれに- 』
※29日(日)休館
数年前、ルーマニア文化交流会ツアーで知り合った仲間たち。
参加者の入れ替わりはあるものの、年に1度のペースで旅と発表展を
続けています。
今展は2017年の8月~9月にかけてイタリアを巡ったツアーの帰国展。
ボマルツォやアンギアリ、誰もが一度は耳にしたことのある街、
フィレンツェやミラノを訪れました。イタリアはあまりにも歴史があり、
そして美しく、圧倒されながらも夢中でシャッターを切ったそう。
皆で同じ場所を一緒に歩いても、目が向くところは1人1人異なるもの。
それぞれの目に留まったイタリアを写した、個性ある作品が並びます。


4月25日(水)~5月 1日(火)
  B1 『 高山博子とインドの風土を描く 帰国展 』
※29日(日)休館
本年1月、インドを訪れたツアーの帰国展です。芸術的価値の高い彫刻を有し、
建造物が世界遺産にも登録されている小さな村、
仏教美術発祥の地として知られる街などを11日かけて巡りました。
寺院建築や彫刻、何げない自然風景をスケッチしたり、
色鮮やかな民族衣装を身に付けた人物をデッサンしたりと、
インド特有の空気を味わいながら制作をされました。
変化に富んだ10名の作品に、どうぞご期待ください。



 ☆掲載の案内ハガキをご覧になりたい方は・・・コチラ


上記以降の『ギャラリー び~た』の展覧会予定
  
 (日曜・祝日はお休みですが、展覧会によっては変更もございます。)

5月 9日(水)~1階 「上垣内清人 水彩画展」

5月16日(水)~1階 「K2展」

5月23日(水)~1階 「絵を楽しむ4人展」

5月30日(水)~1階 「六部純 水彩画展」


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『ギャラリー び~た』はスケッチ旅行の専門店、(株)トラベルプランが
運営するギャラリーです。
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◇◇ 『び~た友の会』 スタッフ便り ◇◇


 下芝 悟

  『 東京ステーションギャラリー 』


東京駅は1914年12月18日、大隈総理はじめ1500名列席のもと
開所式が行われ、12月20日に開業した。

当初、東京駅の建物のデザインはドイツ人のフランツ・バルツァーに依頼していた。
駆体部分は石と煉瓦、屋根は和風入母屋風切妻型という案が出ていたのだが、
ヨーロッパに憧れていた民意に受け入れられなかった。

その後、建築界の第一人者・辰野金吾に依頼したのだが、さまざまな要因が重なり、
設計の構想・完成までに8年もかかってしまったそうだ。
煉瓦と鉄骨を組み合わせた床は、従来の木材をやめ鉄筋コンクリートとした。
ちょうどこの頃から鉄筋コンクリート建築が始まったそうで、
東京駅は当時の最先端技術が適用されたことになる。


1923年の関東大震災ではほぼ被害がなかったものの、
1945年5月25日の大空襲で屋根と内装が炎上。
終戦の翌月から復興工事をスタートさせ1年半後に工事は終了したが、
3階建が2階建になり、ドームが八角屋根に変更された。


東京ステーションギャラリーは国鉄民営化の翌年(1988年)に誕生した。
最初の展覧会として、JR東日本発足一周年を記念した『JR美術展』を開催。
横山大観をはじめ日本の近代美術の作品や旧交通博物館の鉄道錦絵など
66点を展示し、11万人の入場者を得た。

次の『キュビスムのピカソ展』は98日間で9万人が来場するなど
順調なスタートを切った。とはいえ、展示室は2階にあるものの昇降機が無く、
展示替えのたびに作品を担いで上下したり、自館所有のコレクションが
一切無かったり、スタッフも充分ではないなど苦労もあったようだ。

駅舎の老朽化に伴い一時は建替えが論じられたが、保存が決定。
2003年に国の重要文化財に指定され、2007年に保存復元工事が
スタートするまでの18年間で、105本の展覧会を開催し
230万人の入場者を得た。

1988年、「東京駅を利用する人に、通過点ではなく香り高い
文化の場を提供したい」という思いで誕生した同館。



ステーションギャラリーの入口

2012年10月にリニューアルオープンした折には、原点を見つめ直し
「知られざる作家の発掘」「見過ごされた美術の紹介」
「新しい時代・新しい丸の内に相応しい現代アートへの誘い」などを中心に、
《近代美術の再検証》をテーマに掲げた。

展示会場は2階~3階となり、スペースが広がり
設備も充実した。(もちろん昇降機も設置)

美術館の入口は丸の内北口改札を出てすぐ右側にある。
1階はチケット売り場とエレベータホールのみで、
展示会場は煉瓦壁(焦げた木煉瓦もたまに見られる)と
なっていて、落ち着いた照明のもと、
時折かすかに聞こえる鉄路の響きが、
耳に心地よい刺激を与えてくれる。

まさに都会のオアシスだ。

現在の展示は、建築界で話題を集める隈研吾氏の約30年に及ぶ仕事を
展覧した『くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質』だ。
仕事を通じて対話を重ねてきた素材に着目し、竹・木・紙・石・土などなど、
素材別に可能性を追求した作品が展示してある。
当然実物は展示できないため、50分の1の模型が展示されているのだが、
巧みな照明と実景映像のコラボで夢を醸しだしてくれた。

 【会 期】 2018年3月3日(土)~5月6日(日)  月曜休館 ※4月30日を除く
 【入場料】 1,100円(一般/当日)




 田中 弘子 

  『 川めぐり旅 -江戸川- 』

3月上旬のポカポカ日、川めぐり旅再開。

東京メトロ東西線の妙典という変わった名の駅へ向かって出発した。
矢切りの渡しのある江戸川の下流で、旧江戸川の分岐点が近い駅だ。

東西線の南砂町と西葛西駅との間に、川幅を誇る荒川と寄り添うように流れる中川、
そして葛西と浦安駅との間に旧江戸川を見ることができた。
地図で調べておかないと川名はまったく分からない。

行徳を過ぎて妙典へ。妙典で下車した人に、江戸川へ行くのに
歩いて何分くらいかかるか聞いてみると、その人は地図を書いてくれて、
「常夜灯」のある所さえ教えてくれた。毎日河川敷を散歩しているのだという。

妙典駅から15分くらい歩いて江戸川へ到着。なんと河原の堤に河津桜が満開!
地元の家族連れや若者たちがシートを敷いてお花見パーティー真っ最中。
中東から来た5人組の男たちもいる。彼らは観光客なのだろうか。
それともこの辺りに住んでいるのだろうか。



船のスケッチ
河岸にはたくさんの船、船、船。ボートや釣船が航っている。
もうそろそろ釣船が出るという。
江戸川放水路と旧江戸川の分かれる地点をめざして、
丈が2メートルもある蘆の続く河原を歩いた。


『ことしの春、堤の桜八分のながめ、江戸川の水ぬるみ、
武蔵、下総の流れゆきかふ岸辺の洲のひたひた
水のよせるなかに、たけ六七寸、生きもののやうに、
すくすくと簇って萌え出た、夥しし角形の芽が、
ひろい渚にくろみわたってゐるのをはじめて見て、
天地のわかるる時物あり、かたち蘆芽の如き、といふ
神話のすぐれた形容がよくわかった』


日本画家の鏑木清方の随筆集『蘆の芽抄』の中で語っているが、
まだ芽が萌え出てはいないけれど、枯色の蘆の続く風景は趣があった。

江戸川放水路と別れて流れる旧江戸川の水門と閘門を見つけ、
そして常夜灯にたどり着いた時はもう夕暮れであった。

1812年に江戸日本橋の成田講中の人々が、航路の安全を祈って建てたという常夜灯は、
隅田川の桜橋の袂にあるのと同じくらい立派であった。

常夜灯付近は新河岸と名付けられて、江戸に向けて船が行き交い、
行徳船と呼ばれた船が江戸川を下り、新川、小名木川を経て日本橋まで就航した。
成田講中の人々や行徳産の塩も江戸へ運ばれたという。

旧江戸川の水に電灯の光が反映し、美しい夜景となった。
暗闇の中で常夜灯の明かりを目印にした昔を思い浮かべながら、
旧行徳街道をバスに乗って行徳駅へ向かった。


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♪ 展覧会 無料招待券プレゼント ♪


『 エミール・ガレ 自然の蒐集 』 2枚
ポーラ美術館 【3月17日(土)~7月16日(月/祝)】

【応募方法】 ※応募締切 4月9日(月)

ご希望の「展覧会名」と、お客様の氏名、電話番号、ご住所を明記の上、
電話・FAX・Eメールにて、「トラベルプラン/ギャラリーび~た」まで
ご応募ください。(住所等はこの会報誌の最後に記載しております)

抽選の上、招待券をお送り致します。当選の発表は発送をもって
かえさせて頂きます。

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◇◇ 注 目 展 覧 会 情 報 ◇◇


「 日下部直起 洋画展 異郷の光 」

   場 所  日本橋三越本店 本館6階 美術サロン
   電 話  03-3241-3311
   期 間  4月25日(水)~5月1日(火)【会期中無休】
   時 間  10:00~19:00(最終日は17時まで)

    日本橋三越本店で6年ぶりとなる個展。
    イタリアの風景とアンティークなものを組み合わせた
    独自の画面構成が印象的です。



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  ≪ ギャラリー び~た 友の会 ≫
担 当:井上 綾 / 下芝 悟 / 田中 弘子
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