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 ギャラリー び~た 友の会 NEWS  2018年8月号
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日本各地で過去最高気温を記録している今夏。
ギャラリーが駅から近い立地であることに感謝する毎日です。
ギャラリーび~たでは今月も、力作揃いの展覧会を開催しております。
飲み物を持ち歩く、暑さのピークの時間帯を避けて外出するなど、
お身体と相談しながらお出かけください。

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◇◇ 『ギャラリー び~た』 2018年8月の展覧会情報 ◇◇


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 第 1 週
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8月 1日(水)~8月 7日(火)
  1階 『 石﨑道子 展 』
※会期中無休
3.11からの苦しみの魂を救いたいという想いで、
この数年「流星の使者」をテーマに描いていらっしゃいます。
今展では人物を中心とした作品の他、ポルトガルやスペインを描いた
旅のスケッチもあわせて展示されます。

【略歴】二紀会 準会員 / 日本美術家連盟 会員 / 女流画家協会 会友

※最終日は15時30分で終了します。


8月 1日(水)~8月 7日(火)
  B1 『 秋山久美子 油彩展 』
※会期中無休
長い間、ピエロをモチーフとした油彩画を描いていらっしゃいます。
空を舞台として繰り広げられる「ピエロのショー」を想像し、
その動きや道具から、彼らが作り出す不思議な躍動感や心情を
表現したいと思っているそう。
今回は、オレゴン州を旅した際の水彩スケッチも含め、
小品から50号までの油彩・水彩作品 約20点を展示。
様々な作品を通して作者の世界観が伝われば…とのこと。

【略歴】2009年 二紀展奨励賞  現在、北海道美術協会 会員

※最終日は15時30分で終了します。

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 第 2 週
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●8月 8日(水)~8月14日(火)
  1階 『 服部久美子 スケッチ展 』
※会期中無休
日貿出版社より『さらりと描く風景スケッチ ―現地で役立つコツと作例』が
刊行されたことを記念して、5年ぶりの個展を開催されます。
今展では書籍掲載作品をメインに、40点ほどを展示予定。
現場の空気感を的確に伝える風景スケッチをぜひご覧ください。

※初日は13時始まりです。

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 第 3 週
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8月15日(水)~8月21日(火)
  1階 『 2018 Vita展 Part1 』
※19日(日)休館
昨年ご好評いただいたギャラリー主催のグループ展「Vita展」。
今年も2つの会期にわたって開催いたします。今展のテーマは<挑戦>です。
Part1には18名が出展し、水彩や油彩、パステル画など30余点を展示。
どうぞお楽しみに!

※最終日は15時で終了します。

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 第 4 週
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●8月22日(水)~8月28日(火)
  1階 『第13回 現代みづゑ展 』
※26日(日)休館
大原裕行先生の水彩画に魅せられた仲間たち。独自の絵作りを目標に、
悪戦苦闘しながら年に1度の発表を励みに、作品制作に取り組んでいます。
20余年 月2回のペースで集い、各々が風景画を描いたり、静物などの
デッサンをタブローに作りあげたりして、水彩画を追求しているとのこと。
この一年の成果をどうぞご覧ください。

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 第 5 週
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8月29日(水)~9月 4日(火)
  1階 『 2018 Vita展 Part2 』
※9月2日(日)休館
ギャラリー主催のグループ展「Vita展」のPart2です。
<挑戦>をテーマに、時を重ねたモチーフの表現を探求した作品、
みぞれ降る中で寒さと戦いながら制作された作品など、約30点を展示。
17名の力作が並びます。

※最終日は15時で終了します。



 ☆掲載の案内ハガキをご覧になりたい方は・・・コチラ


上記以降の『ギャラリー び~た』の展覧会予定
  
 (日曜・祝日はお休みですが、展覧会によっては変更もございます。)


9月 5日(水)~1階     「ポルトガルスケッチ帰国展」
           B1     「カタルーニャを描く帰国展」

9月12日(水)~1階     「小林征治と水彩Kの会展」
           B1     「小林征治とスイスを描く帰国展」

9月19日(水)~1階     「福島美穂恵 喜寿作品展」
           B1     「笠井一男と描くクロアチア帰国展」

9月26日(水)~1階    「偕行アートクラブ展」 (※27日~)
           B1    「永山裕子と描くシチリア帰国展」


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『ギャラリー び~た』はスケッチ旅行の専門店、(株)トラベルプランが
運営するギャラリーです。
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◇◇ 『び~た友の会』 スタッフ便り ◇◇


 下芝 悟

  『 遠刈田(とおがった) 』


先日、6泊7日で往復新幹線・宿泊費込み5万円半ばという、
信じられないくらい安価な旅に参加した。

宿泊するホテルは宮城県の「遠刈田温泉」中心街から約1kmのところにあり、
仙台駅前と白石蔵王駅より定期バスが運行されている。
収容人員は1000名とか。



酪農農家のスケッチ
旅行期間中は宮城県も高温で、しかも霧がち、
曇りがち、時にはにわか雨も降るという
微妙な天気続きであった。

絵を描くつもりで行ったものの
ホテル周辺の景色は単調で、
毎日バスに乗り窓外を見て
良さそうなところで降りたりしていたら、
思いのほかバス代の支出が多くなってしまった。

そうやって廻った中で、絵のモチーフに
なるのかなと興味を引かれたのは、
伝統こけしの工人が集まる地域と、
『蔵王酪農センター』、
ホテルから8kmほど離れたところに
数軒ある酪農農家であった。


古くからの温泉街である遠刈田には、「神の湯」と「寿の湯」という
2箇所の共同浴場がある。遠刈田温泉の由来については、
こんな言い伝えがあるとか。

「むかしむかし、京都の公卿さんの姫が、夢のお告げで奥州に下り、
遠刈田の山中で炭焼き藤太の妻となった。
藤太は炭焼きを続けるうち、岩崎山金山(現在の籠山)を発見し大長者に。
夫婦は三子をもうけ、長男の橘次が家業を継いだ。
橘次は岩崎山金山を発掘中、霊泉を発見した」というものである。

また刈田郡史によると、「蒲生氏郷に仕えていた大沼某の四世の孫、
勘十郎という者がこの地に移住し、荒地を開拓し慶長6年9月に温泉を発見、
更に元文5年3月にも新たに源泉を発見した」とある。

この一帯は、白石城主片倉家の所領となっていたため、白石家中は
湯銭を免除されたという記録もあるようだ。


東北の温泉地と言うと伝統こけしを連想してしまうが、遠刈田こけしは
一番歴史が古く、色が一番華やかなのだとか。旧温泉街から南に
約1kmの新地地区に、こけし工房が6~7軒連なっている場所があった。
温泉に近い一軒の前に「伝統こけし・木偶之房・内閣総理大臣賞受賞・
木地師・佐藤一夫・良子」という立派な看板を見つけた。

『全日本こけしコンクール』は今年60周年を迎え、5月初めに
白石市公民館で開催されている。最高賞は内閣総理大臣賞であるが、
東北6県の県知事賞も設定されていて、東北6県の絆の強化にも貢献している。
また、今年の宮城県知事賞にはフランスの工芸家パトリック・パトネ(49歳)氏が
受賞し、国際的にも注目を集めているようだ。

これらの活動を通して、311災害からの完全復興を一日も早く
達成されることを願いたい。




 田中 弘子

  『 野川 』

「野川」-。その名称からどんな川を想像するでしょうか。
歌曲『春の小川』のようなさらさら流れる自然豊かな小川が思い浮かばれますね。

かつて中央線の三鷹に通勤していたころ、国分寺崖線に接した広い草原に
ゆったりと流れる野川に行ったことがありました。
次大夫堀公園に流れていた清流。その上流に流れている川なのです。

東京の川とは思えないその川をもう一度見に行こうと早速でかけました。
昔見た記憶の中の野川を求めて、武蔵小金井駅からバスに乗り『野川公園』に
やってきました。野川公園は調布、小金井、三鷹の3市に及ぶ緑あふれる公園です。

公園の北部には国分寺崖線に沿って野川が流れていて、水際には水草が生い茂り、
子供たちが流れに入って水遊びをしたり、水生昆虫を採ったりして
歓声をあげていました。

武蔵野の面影を残した樹木の下では家族連れがくつろいでいます。
野川は小さな川なのに、なら橋、もみじ橋、みずき橋、やなぎ橋、
さくら橋といった素敵な橋が架けられていました。



武蔵野公園から見た野川のスケッチ
昭和63年に開園したという自然観察園もあり、
木道を歩いて武蔵野の貴重な植物や
野鳥昆虫などを観察できるようになっています。

園内は草刈や清掃など、維持管理作業が
しっかりとされていて、
とても気持ちのよい公園でした。


隣にある『武蔵野公園』に足を運んでいくと、
くじら山といった小高い丘や起伏のある
草原の中央に野川が流れていて、
記憶の中の懐かしい風景をやっと見つけることができました。

多摩川の流れが削ってできた国分寺崖線、ハケとも呼ばれていますが、
その崖は高さが10~20mほどあり、崖の北側に降った雨水が
浸み込んで湧水となり、それらを集めた流れが野川なのです。

野川の周辺には昔から多くの人々が住んでいて、わさび田や水田地帯があり、
生活と深く結びついた川だったようです。

多摩川の流れがつくった国分寺崖線に沿って野川は流れ、
次大夫堀公園内を通って世田谷の二子玉川のあたりで多摩川へと注ぎこんでいました。
多摩川と野川、それは不思議なつながりを持った川だったのです。




 井上 綾

  『 絵本の世界 』

子供のころに大好きで何度も読んでいた絵本。
ここ最近それらの原画展が数多く開催されています。

双子の野ねずみが主役の『ぐりとぐら』シリーズ。
無数の登場人物の中からたった一人を見つけるゲーム感覚の『ウォーリーをさがせ!』、
小さな子供の冒険を描いた、林明子さんによる『はじめてのおつかい』や『こんとあき』。

原画を見ていると、幼いころのワクワク感を思い出すとともに、
美術に関する仕事をしていることもあり、画材や描き方もとても勉強になります。
絵本の特性でもありますが、印刷された本では分からない、修正の跡などが
見られるのも原画ならではの楽しみです。

展覧会を見終えた後はついついグッズを大人買い。実はこれらの展覧会、
すべて松屋銀座で開催されています。まだまだ有名な絵本は数多く存在するため、
この先も松屋の売上に貢献しそうです。


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♪ 展覧会 無料招待券プレゼント ♪


① 『 河井寛次郎 展 』 2枚
  パナソニック 汐留ミュージアム 【 開催中~9月16日(日)】

 1890年に島根県安来市に生まれた河井寛次郎。工業高校にて窯行を学び
 京都で工房を構え、初個展では「天才は彗星のごとく現る」と絶賛を浴びました。
 1924年にはそれまでの作品を一変し、実用を重んじた力強い作品を
 生み出していきました。今展では、京都の記念館所蔵作品を中心に、
 本邦初公開の陶芸や書などもあわせて展示。パナソニックの創業者・松下幸之助が
 求めた作品なども特別出品されます。


② 『 ルドン ひらかれた夢 』 2枚
  ポーラ美術館 【 開催中~12月2日(日)】

 幻想的で謎めいた作品により、心の奥に潜む「内なる世界」を
 表現していると考えられてきたルドン。しかし、残された手記や手紙を
 分析した研究により、その時代の美術作品や彼を取り巻く大衆文化から
 大きな影響を受けていることが分かったといいます。
 この展覧会を通して、ルドンの新たな姿が見えてくることでしょう。


【応募方法】 ※応募締切 8月7日(火)

ご希望の
「展覧会名」と、お客様の氏名、電話番号、ご住所を明記の上、
電話・FAX・Eメールにて、「トラベルプラン/ギャラリーび~た」まで
ご応募ください。(住所等はこの会報誌の最後に記載しております)

抽選の上、招待券をお送り致します。当選の発表は発送をもって
かえさせて頂きます。


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◇◇ 注 目 展 覧 会 情 報 ◇◇


「 小尾教室展 」

   場 所  あかね画廊 中央区銀座4-3-14 筑波ビル2階
   電 話  03-3561-4930
   期 間  8月13日(月)~8月19日(日)【会期中無休】
   時 間  11:00~18:30(最終日は17時まで)

    小尾修先生の鉛筆デッサン教室の受講生によるグループ展。
    鉛筆画の奥深さが感じられます。



「 第7回 われらの地平線 」

   場 所  日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊
   電 話  03-3241-3311
   期 間  8月1日(水)~8月6日(月)【会期中無休】
   時 間  10:30~19:30(最終日は17時まで)

    二紀会の中核を担う作家、将来を嘱望されている若手などから
    選抜された約50名の新作が展示されます。


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ご意見・ご質問などは"vita@travelplan.co.jp"までお願いします。
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  ≪ ギャラリー び~た 友の会 ≫
担 当:井上 綾 / 下芝 悟 / 田中 弘子
電 話:(03)3561-5050
F A X:(03)3561-5051
H  P: http://www.travelplan.co.jp/

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