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 ギャラリー び~た 友の会 NEWS  2019年2月号
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「ギャラリーび~た」は2月で開廊12年を迎えます。
これからも、芸術を愛する方々にとって交流の場、憩いの場となるよう、
いっそう尽力したいと思います。ここまで支えてくださった皆様に
お礼を申し上げるとともに、今後も変わらぬご支援を賜りますよう
お願い申し上げます。

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◇◇ 『ギャラリー び~た』 2019年2月の展覧会情報 ◇◇


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 第 1 週
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1月30日(水)~2月 5日(火)
  1階 『 田中己永・水彩画展 美しい歌
          series BEL CANTO 』
※2月3日(日)休館
真っ白から真っ黒までフルレンジを使い綿密に描きこまれた作風が特徴です。
今展では以前取材をしたイタリアのトスカーナとヴェニスを描いた作品
約30点を展示。生活風景を垣間見るような視点で描かれています。
会場にて展示作品を収録した冊子も販売されます。

【略歴】 『アトリエ・ハートタイム』主宰
     著書「水彩画レッスン・ノート」など


1月30日(水)~2月 5日(火)
  B1 『 川田忠とヴェニスをじっくり描く 帰国展 』
※2月3日(日)休館
2018年の6月にヴェニスを訪れたツアーの帰国展です。歩けば歩くほど、
新たな魅力に出会える町ヴェニス。ツアーではヴェニス本島に5連泊。
町の中心サン・マルコ広場近くに滞在し、洗濯物がはためく素朴で庶民的な路地や、
朝日に照らされて運河に映る家々など、様々な情景をゆったりと
スケッチして来られました。11名の力作をぜひご覧ください。

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 第 2 週
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●2月 6日(水)~2月12日(火)
  1階 『 安斉重夫 鉄の彫刻展 ~北欧の森からの便り~ 』
※10日(日)休館
重くて硬いイメージのある鉄が、『鉄の彫刻家』である安斉重夫さんの手を通すと、
やさしくあたたかな存在に変わります。
鉄にじんわりと温度が伝わっていくように、展覧会を重ねるごとにファンを増やし、
2018年にはフィンランドのヘルシンキにリニューアルオープンした
「CAISA(カイサ)国際文化センター」のこけら落としとして1ヶ月に渡り
展覧会が開催されるなど、世界中に人気を広げています。

今展では「北欧の森からの便り」をテーマに、フィンランド滞在で得た
インスピレーションをもとにした新作を発表。
壁に映る影まで美しい「森」シリーズや、初めて挑戦する「水」を表現した
作品などを展示いたします。

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 第 3 週
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●2月13日(水)~2月19日(火)
  1階 『 第2回 毎月スケッチ会展 』
※会期中無休
外スケッチに行きたい!という気持ちにまかせ、様々な場所を訪れて
描いていらっしゃいます。訪れた先でのランチやスケッチ後の休憩、
作品発表や画材の情報交換なども楽しみながら、個性あふれる作品を
生み出しています。
上野動物園や湯島天神など、これまで訪れたスケッチ場所は通算75箇所に
のぼるそう。ぜひ、どこでスケッチした作品なのか想像しながらご覧ください。

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 第 4 週
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2月20日(水)~2月26日(火)
  1階 『 野尻隆 個展 』
※会期中無休
絵を描き始めて10年。これまで風景、静物、人物と色々描いてこられ、
その中でも風景をモチーフにするのがお好きとのこと。
近ごろは抽象画にもはまっていて、今展では具象画だけでなく抽象画も
あわせて展示いたします。

【略歴】 江青美 会員、 美術協会純展 会員、
      2013年 武蔵野美術大学油絵学科絵画科 卒業


2月20日(水)~2月26日(火)
  B1 『 森吉健と色彩豊かな漁師の島を描く 帰国展 』
※24日(日)休館
昨年10月にイタリアの漁師島を訪れたツアーの帰国展です。
映画「イル・ポスティーノ」のロケ地にもなったプロチダ島に6連泊。
のんびりとした時間が流れる島で、じっくりとスケッチをされました。
港や路地、カラフルな街並などを描いた作品をお楽しみください。

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 第 5 週
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2月27日(水)~3月 5日(火)
  1階 『 春崎幹太 水彩画展 ~出版記念作品展~ 』
※3月3日(日)休館
透明水彩の発色の美しさ、色の滲みやぼかしを生かした空気感あふれる
作風が魅力です。展覧会にあわせ、日貿出版社より技法作品集が刊行されます。
今展では書籍掲載作品を含め、カダケスやカルカッソンヌといった海外風景、
取材に訪れた日本各地の風景、静物を描いた作品など、
約35点の水彩画作品を展示予定。会場にて書籍も販売いたします。
ぜひ足をお運びください。

※ 最終日は15時で終了します。


2月27日(水)~3月 5日(火)
  B1 『 塩谷亮と描く イタリアスケッチ帰国展 』
※3月3日(日)休館
昨年10月に塩谷亮先生とイタリアを訪れたツアーの帰国展です。
イタリアで最も美しい村のひとつに選ばれている白亜の中世都市と、
カラフルな街並が美しい漁師の島に滞在。ツアー中、悪天候による
ハプニングもありましたが、各々熱心にスケッチをされました。
14名の力作をご覧ください。



 ☆掲載の案内ハガキをご覧になりたい方は・・・コチラ


上記以降の『ギャラリー び~た』の展覧会予定
  
 (日曜・祝日はお休みですが、展覧会によっては変更もございます。)


3月 6日(水)~1階  「角地耕三 個展」
           B1  「亀﨑敏郎とイタリアを描く」

3月13日(水)~1階  「ちくしの会展」
           B1  「古山浩一とコルシカを描く」

3月20日(水)~1階  「八久保卓爾 個展」
           B1  「西房浩二とフランスを描く」

3月27日(水)~1階  「田崎まさのぶ 水彩画展」
           B1  「田崎まさのぶとイタリアを描く」


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『ギャラリー び~た』はスケッチ旅行の専門店、(株)トラベルプランが
運営するギャラリーです。
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◇◇ 『び~た友の会』 スタッフ便り ◇◇


 下芝 悟

  『 気象神社 』


暮れが押し詰まったころの新聞に「天気の神様にお願い!!」という
サブタイトルで、「国内唯一 気象神社・花火大会主催者・エアコンメーカーも」
という見出しの記事が掲載された。

どこにあるのかと読んでみたら小生の住居から2kmも離れていない、
中央線高円寺駅から3分のところにあると・・・。何度も高円寺に行っているのに
存在に気付かなかった迂闊さにちょっとびっくり。


初詣を兼ねて元旦の昼に行ってみたら、境内にある親神社の「氷川神社」に
初詣する人が200mも並んでいるのに吃驚。列を無視して神社左隅に行くと、
あった!あった!

新宿から中央線で10分、駅数で4つめの「高円寺」は、毎年8月に行われる
「阿波踊り」で有名な街。阿波踊りは元祖徳島はもとより各所で夏の行事として
定着しているが、『気象神社』は日本で唯一つらしい。
旅やイベントの天気を祈願するのは勿論のこと、気象予報士の合格祈願などの
ご利益があるともいわれており、願掛けの好きな日本にこんな神社があるのは
当然かも、と思う。

生い立ちは戦前の軍部と関係していたのだそうで、神風を信じていた軍部と
日本人の神頼み好きに起因するのかな?

気象神社の御祭神は「八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)」。
天岩戸伝説で天岩戸にお隠れになった天照大神を連れだす案を出した神様だそうで、
知恵の神様である。迷い悩みのある時に参拝すれば、良い知恵を授けて貰えるかも。

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この神社の始まりは1935年、陸軍の教育機関内に気象部が開設されたことによる。
1938年に文部省管轄の気象台と統合し戦時体制に再編成され、真珠湾攻撃で
泥沼の戦争に突入していった1941年に陸軍中央気象部となったようだ。

この気象部が杉並区馬橋4丁目(現在の高円寺北4丁目)にあり、1944年4月、
施設内に気象神社が設けられた。空襲により焼失するもすぐに再建される。


実は終戦後、連合軍宗教調査局の神道指令により撤去される筈だったが、
調査漏れで残ったのだという。偶然のなせる技か、何かパワーの強さを感じさせる。
昭和23年に、先々代 氷川神社宮司の山本実さんが旧陸軍気象部より
払下げを受け、御遷座された。

昔は下駄の表裏で天気を占ったことからか、絵馬はなんと下駄!
鼻緒が赤と黄色の可愛い絵馬が奉納されていて、他では絶対見られない情景だ。
絵馬に書かれた願い事は“気象予報士の合格”や、“遠足・イベントが晴れますように”
という内容が多く、願いが叶った人からの感謝の言葉も。


社殿老朽化に伴い、遷宮55周年記念の
2003年6月に再建された。

例大祭は毎年6月1日の『気象記念日』に
執り行われるそうで、当日は氏子関係者以外にも
気象関係者や一般の方々も多く参列されるそうだ。

神社には旅行・運動会・結婚式などイベントの
快晴祈願に多くの方が参拝に訪れ、
気象予報士を目指す人たちも多く訪れるとか。


気象神社オリジナル御朱印帖もある。
絵馬や御朱印帖は月に数百もさばけるそうで、
昇殿祈祷も毎月数件あるとか。 
 
訪問した時は元日の最繁忙期で御朱印帖に
記帳はしてもらえなかったが、
旧正月過ぎなら御朱印帖に記帳してくれるらしい。

とりあえずお守りを有難く頂いてきたが、
これで海外旅行で悪天に見舞われたら小生の信心が足りないのかも。





 井上 綾

  『 クリムト展 』


2019年4月から、東京都美術館でクリムト展が開催されます。

来年はクリムトが亡くなってちょうど100年の記念年。
どんな作品が来日するのだろうと
展示予定作品の一覧を眺めていたとき、
少女の横顔を描いた1枚が目に留まりました。


作品のタイトルは『ヘレーネ・クリムトの肖像』(1898年作)。
モデルはクリムトの弟・エルンストの娘で、当時6才でした。


クリムトというと、まっさきに浮かぶのが『接吻』や『死と乙女』
『ユディト』といった作品。

艶かしく官能的な女性像と、金箔で仕上げられた
華やかな画面が見るものを魅了しました。

生涯独身で、何人かの女性との間に子どももいたというので、
女性のことばかり考えていた人なのでは…、
なんて思っていたのですが、クリムトという人は
意外にも(?)家族を大切にする人だったようです。


金彫刻師の父のもと、7人兄弟の2番目として生まれたクリムト。
経済的には苦しかったものの家族仲は円満で、生涯にわたって良い関係だったといわれています。

14歳のころ、クリムトはウィーン美術工芸学校に入学。工芸品の装飾や模写、
石膏デッサンや遠近法といった美術工芸の基礎を学び、頭角を現していきます。
のちに二人の弟(エルンストとジョージ)も、彫刻師や彫金師となるため同校に入学しました。

1880年代になると、弟や友人たちと芸術家商会を設立し、劇場装飾を中心に
数多くの天井画や壁画などを手がけました。皇帝から金功労十字賞を授与され、
若くして装飾家としての名声を得ていきます。

クリムトの作品には、弟たちが作成した額縁が使われていることもありました。
まさに兄弟の共作と言えるでしょう。

1900年に入ると、作品そのものにも金が多用されるようになっていきます。
金彫刻師の父や弟が身近にいたクリムトにとって、金を作品に取り入れるのは
必然だったのかもしれません。「黄金の時代」と言われる時期に制作された作品には、
処理の仕方によって光の反射が異なるという金の性質を熟知した表現が数多く見られ、
作品に深みを与えています。

家族仲の良かったクリムトですが、弟・エルンストはヘレーナが生まれた翌年に
流行り病で死去。残された妻子をクリムトが養ったといわれています。

クリムト展では、「黄金の時代」の作品も楽しみつつ、家族との絆を感じさせる作品にも
注目してみたいと思います。


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♪ 展覧会 無料招待券プレゼント ♪


『 国宝 東寺 空海と仏像曼荼羅 』 1枚
  東京国立博物館 【 チケット有効期間 3月26日(火)~4月26日(金)】


【応募方法】 ※応募締切 2019年2月12日(火)

ご希望の「展覧会名」と、お客様の氏名、電話番号、ご住所を明記の上、
電話・FAX・Eメールにて、「トラベルプラン/ギャラリーび~た」まで
ご応募ください。(住所等はこの会報誌の最後に記載しております)

抽選の上、招待券をお送り致します。当選の発表は発送をもって
かえさせて頂きます。

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◇◇ 注 目 展 覧 会 情 報 ◇◇


「 池田清明 油絵展 」

   場 所  日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊
   電 話  03-3241-3311
   期 間  2月20日(水)~2月25日(月)【会期中無休】
   時 間  10:00~19:00(最終日は17時まで)

    画家の家族、四季折々の風景、花、果物などをモチーフとした新作を発表。
    柔らかな光が画面に優しさを添えています。


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  ≪ ギャラリー び~た 友の会 ≫
担 当:井上 綾 / 下芝 悟 / 田中 弘子
電 話:(03)3561-5050
F A X:(03)3561-5051
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