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 ギャラリー び~た 友の会 NEWS  2019年9月号
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猛暑も過ぎ、吹く風の中に初秋の気配を感じる今日この頃。
暑い日は外出を控えていたという方も、お出掛けしやすくなりそうですね。
「ギャラリーび~た」から、今月も見ごたえのある展覧会情報を
お届けいたします。皆様のご来場をお待ちしております。

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◇◇ 『ギャラリー び~た』 2019年9月の展覧会情報 ◇◇


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 第 1 週
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●8月28日(水)~9月 3日(火)
  1階 『 第14回 現代みづゑ展 』
※9月1日(日)休み
大原裕行先生の水彩画に魅せられた仲間たち。独自の絵作りを目標に、
悪戦苦闘しながら年に1度の発表を励みに、作品制作に取り組んでいます。
20余年 月2回のペースで集い、各々が風景画を描いたり、静物などの
デッサンをタブローに作りあげたりして、水彩画を追求しているとのこと。
この1年の成果をどうぞご覧ください。

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 第 2 週
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●9月 4日(水)~9月10日(火)
  1階 『 辻野典代・辻野都喜江 2人展 』
※会期中無休
絵と書の2人展です。ふるさと(大阪府河内長野市)の手造りギャラリー
「樸菴(ぼくあん)」で展覧会を開いてから5年。
典代さんが90歳を過ぎ、都喜江さんも古稀を迎え、2人が元気でいるうちにと、
大好きな京橋で展覧会を開催することになりました。

典代さんは毎日絵を描き続けて60年以上。
現在も大調和会運営理事を務めるなど、活躍を続けています。
「毎日続ける勇気と根気」が今の自分を作ったと
いつもおっしゃっているそう。
都喜江さんも、今はその言葉が理解できるとのこと。
“生涯現役を通すことができたら幸せ”。
そんなお2人の情熱溢れる展覧会です。

展覧会では、いけばな草月流の山﨑春鶯先生の作品も展覧されます。

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 第 3 週
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9月11日(水)~9月17日(火)
  1階 『 下芝悟 卒寿展 』
※15日(日)、16日(月/祝)休み
若い時は山歩きと写真に凝っていた下芝さん。年齢とともに山登りがきつくなり、
都会や農村で絵を描くのも良いかなと、70歳を過ぎてから絵画教室へ通われるように。
その間にスケッチツアーとの出会いがあり、
以来毎年ツアーに参加し、取材を重ねられています。
90歳の記念となる今展では、フランスやスペイン、エストニアや
リトアニアなどの海外風景と、四季を感じさせる国内風景などをモチーフにした
水彩作品をメインに、約30点を展示予定です。
※最終日は15時で終了します。


9月11日(水)~9月17日(火)
  B1 『 西房浩二とシチリアを描く 帰国展 』
※15日(日)、16日(月/祝)休み
本年5月にシチリアを旅したメンバーによる帰国展です。
チェファルーやラグーサの自然豊かな海や山、市街地の風景を水彩や油彩などで
思い思いに表現。20名の力作をお楽しみください。
※最終日は15時で終了します。

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 第 4 週
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9月18日(水)~9月24日(火)
  1階 『 松岡悦子 展 』
※22日(日)休み
今まで幾度となく訪れたヨーロッパ各地やハワイなどで巡り合った
美しい風景や、人との出会い。
その感動を、目に見える形にしたいとの思いから作品制作をされています。
以前は陶芸や七宝焼き、水彩画なども制作されていたそう。
6年前に絵画教室『ピアッツァ』で油絵を習いはじめ、時間がかかる分、
描写だけでなく気持ちも丁寧に織り込んでいける気がして、
夢中で描いているとのこと。
今展が記念すべき初個展です。ぜひ足をお運びください。

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 第 5 週
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9月26日(木)~10月 1日(火)
  1階 『 第39回 偕行アートクラブ展 』
※会期中無休
昔の陸軍士官学校と、その中学部にあたる陸軍幼年学校の卒業生を
中心としたグループ展です。平均年齢は80代後半ですが、
近年 防衛大学卒業生等が加わって若返ったそう。
会員同士、アドバイスをしあいながら腕を磨いていらっしゃいます。
今展では油彩による風景画を中心に展示されます。
※ 今展は木曜日始まりです。ご注意ください。 最終日は15時30分で終了いたします。


●9月25日(水)~10月 1日(火)
  B1 『 青木美和と 南西フランスの
             小さな村々を描く 帰国展 』
※29日(日)休み
本年5月に南西フランスを旅したツアーの帰国展です。
ロマネスク様式の教会が印象的な村、フランスのヴェニスと称される村などを
巡りました。初日から雨が降り、お天気には少々恵まれなかったものの、
どの村も徒歩でぐるっと回れる大きさで、すっかり村人気分で過ごせたとのこと。
先生のお人柄もあり、顔なじみのメンバーも初参加のメンバーも
すぐに打ち解け、和やかな雰囲気で旅ができたそう。

今展では、現地で取材した風景画と共に、人物画が得意な参加者が描いた、
メンバー全員の似顔絵もあわせて展示。
生き生きとした表情から、楽しい旅の雰囲気が伝わってきます。



 ☆掲載の案内ハガキをご覧になりたい方は・・・コチラ


上記以降の『ギャラリー び~た』の展覧会予定
  
 (日曜・祝日はお休みですが、展覧会によっては変更もございます。)


10月 2日(水)~1階  「三軌会写真部 東京支部展」
            B1  「北条章と南イタリアを描く帰国展」
 
10月 9日(水)~1階  「七熊えり子 水彩画展」
            B1  「楽山正幸とドイツを描く帰国展」

10月16日(水)~1階  「池袋KAZUの会」

10月23日(水)~1階  「小又富士夫・久美子 旅展」

10月30日(水)~1階  「oeuf展」
            B1  「ルーマニアを描く帰国展」


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『ギャラリー び~た』はスケッチ旅行の専門店、(株)トラベルプランが
運営するギャラリーです。
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◇◇ 『び~た友の会』 スタッフ便り ◇◇


 下芝 悟

  『 笠井先生とバルトへ 』


7月2日から「笠井一男とバルトの中世都市を描く10日間の旅」に参加した。(総勢22名の大所帯)

フィンランド航空でヘルシンキを経由し、ラトビアの首都リーガへ。
ホテルはリーガ駅の斜め前、旧市街と新市街の接続点で、バスタブ付きの快適な環境だった。
20時頃から旧市街のロケハンに出かけたが、夏至の2週間後かつ高緯度なので、
日没は23時過ぎだった。

ラトビアは北海道の約80%の面積で、人口は190万強(北海道の人口は540万)。
日本では北海道が人口密度が低く自然豊かだが、ラトビアは更に人口密度が低く緑タップリ。
リーガの人口はバルトの中で一番多いそうだが、それでも70万人だという。

市街の道路は広々としていて、乗用車や貨物車も忙しく走っているが渋滞は皆無に近いようだ。



リーガの風景

トラム(路面電車)・トロリーバス・普通のバスが
ほぼ5分間隔で走っていて、街中の移動は不自由なく
暮らしやすそうな感じ。

旧市街で一番目立つペテロ教会は13世紀に建てられ、
18世紀に現在の姿に改築された。
塔の高さは123m。57mまではエレベータで行けるのだが、
行くのを逃してしまった。

ブラックヘッドの会館、ヨハネ聖教会など、
細やかで華麗な装飾で複雑な歴史を感じさせられた。

2日目は、ペテロ教会が見える格好のロケーションで、
笠井先生の水彩画デモンストレーションを見学。さすがだ。

旅の4日目にリーガからツェースィスに立ち寄り、パルヌへ移動した。
ツェースィスはラトビアでリーガに次いで古い町だそうだ。
聖ヨハネ教会が修理中だったのがちょっと残念だった。

パルヌは中世から交易の中心として栄えたという。

現在は、街の南側の長い砂浜が海水浴客で賑わうそうだが、行った時は時期が少し早く、
50m毎に立ち並ぶ更衣室だけが眼についた。浜から500mの位置に大きなサウナビルもあるので、
盛夏にはさぞにぎやかなのだろうなと思った。

5日目は朝食を6時にとり専用バスで移動し、フェリーで約1時間のキフヌ島へ日帰りスケッチ。
この島は16.4㎡の小さな島で、住民500名。女性は今でも伝統的なスカートを履いていて、
頑なに伝統に忠実な島民たち、現代のお伽話の國のよう。


旅の後半に、パルヌからエストニアの首都タリンへ向かった。この国は北海道の約半分の面積、
人口は札幌の約60%の130万余。タリンの人口は約43万人で、人口規模で比較すると
町田や藤沢、柏などと同一だが、ここもトラムやトロリー、普通のバスが頻繁に走っていて、
日本の都市と相当異なっている感じだ。ホテルは新旧市街の結節点にあり、
22階建てデパートとショッピングセンターが一体となった、市内で一番大きなホテルだった。
ここもバスタブ付きだったのが嬉しい。

日没が遅いので夕食後に旧市街をロケハン。旧市街は山の手(海抜47m)と
下町に分かれていて、山の手は上流層の居住区になっていたようだ。
翌日9時過ぎに先生のデモ、まさに笠井マジック。

ショッピングセンターをぶらぶらしていたら、食品売り場に握りずし、
カッパ巻や海苔巻きが並んでいた。こんなところまで日本食が受けているのかな。
ちょっと感無量。また電動スケートが普及しているようで、若者がどこでも乗り回していた。
両国とも自転車はちょっとした移動に使用しているようだが、
電動スケートを使っている人も多かった。
電動自転車よりスペースを必要としないだろうから日本でも流行りそう…。

そんな考察もしつつ、バルト特有の雰囲気を楽しんだ10日間であった。



 田中 弘子

  『 平野遼 “モロッコ紀行ペン画集” 』

「ただひたすらに美しい」と画家ドラクロワに言わしめた、モロッコの大地と生活。
1832年、ウジェーヌ・ドラクロワ(1798年~1863年)は、
フランス大使モルネー伯爵の特別外交使節団の随員としてモロッコにやってきました。
彼の心をとらえたモロッコの人々と風景は、素早く画帖にメモされ、
水彩のデッサンやクロッキーで躍動的に描かれました。

他にもモロッコを訪れた画家にアンリ・マチスがいますが、多くの画家、
そして文学者たちがこの地を訪れ、豊かな創造力とインスピレーションを得て、
それぞれ優れた作品を制作しました。

日本では平野遼。
1927年(昭和2年)に北九州に生まれたこの画家は、
海外の各地を旅行、そしてモロッコへも足をのばしました。


彼が描いた『モロッコ紀行ペン画集』はとても独特な作風です。
ほぼ何も描かれていない広い空間の中に、集中的に描かれた人々。
細い線描でのびやかにそして繊細に描かれた人々は、生命感にあふれています。

考え込んでいたり怒ったり笑ったり…
ありのままの市井の人々の姿がさりげなく表現されていました。


モロッコのメディナと呼ばれる市場、カスバとも呼ばれていますが、
くねくねと曲がりくねった路地は、旅人にとってはどこへ行くのか
まるでわからない迷路です。道を行き交う人、座り込む人、
大声で駆け引きし合う売り手と買い手、物乞いをする老人、
纏わりつく子供たち― 画家の手は彼らの姿をただひたすらに描きました。

私も二度にわたりモロッコに旅行しましたが、その時の記憶は今も新鮮によみがえります。
街では男、男、男。市場でやっと女性たちに出会いました。白地に赤の縦縞模様の
フータと呼ばれる布を腰に巻きつけ、何かと布を体に纏っている民族衣装はとても素敵です。
男性は三角頭巾のついた、足もとまでゆったりと長い上着を着ていました。

シャウエンの街。シャウエンの山の上から水量豊かな泉が音をたてて流れ落ち、
白い布で包んだ洗濯物を背に、フータをつけた女たちは今もその川の洗い場へと
急いでいるのでしょうか。


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♪ 展覧会 無料招待券プレゼント ♪


『 コートールド美術館展 魅惑の印象派 』 1枚
 東京都美術館 【チケット有効期間 9月10日(火)~10月25日(金)】


【応募方法】※応募締切 2019年9月6日(金)

ご希望の「展覧会名」と、お客様の氏名、電話番号、ご住所を明記の上、
電話・FAX・Eメールにて、「トラベルプラン/ギャラリーび~た」まで
ご応募ください。(住所等はこの会報誌の最後に記載しております)

抽選の上、招待券をお送り致します。当選の発表は発送をもって
かえさせて頂きます。


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◇◇ 注 目 展 覧 会 情 報 ◇◇


「 下山尋利 個展 旅の思い出 」

   場 所  Gallery 邨 中央区銀座1-9-8 奥野ビル410
   電 話  03-5579-9618
   期 間  9月23日(月)~9月28日(土)【会期中無休】
   時 間  12:00~18:00(最終日は16時まで)

    国内外を旅して出会った風景がモチーフ。
    サムホール~6号の作品を中心に、約30点の油絵を展示されます。

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  ≪ ギャラリー び~た 友の会 ≫
担 当:井上 綾 / 下芝 悟 / 田中 弘子
電 話:(03)3561-5050
F A X:(03)3561-5051
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