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 ギャラリー び~た 友の会 NEWS  2017年3月号
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冷たい空気がゆるみ、日中は少しずつ春の気配が感じられるように
なってまいりました。ほころぶ梅の花や、やわらかく霞む空の色が、
季節の移り変わりを教えてくれますね。
ギャラリーび~たでは、今月も華やかな展覧会を多数開催致します。
皆様お誘いあわせの上、ぜひお出かけください。


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◇◇ 『ギャラリー び~た』 2017年3月の展覧会情報 ◇◇


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 第 1 週
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●3月 1日(水)~3月 7日(火)
  1階 『 第23回 コミュニティクラブたまがわ
                  内山懋 教室 火曜展 』
※5日(日)休館
「コミュニティクラブたまがわ」で内山懋先生から指導を受けている
油絵教室のグループ展です。各自が選んだ題材を自由にふくらませ、
個性豊かな作品に仕上がったそう。11名の成果をどうぞご覧ください。


●3月 1日(水)~3月 7日(火)
  B1 『 文明の十字路 秋のシチリア島を描く 帰国展 』
※5日(日)休館
昨年10月、11日間かけてシチリアを旅したメンバーによる帰国展です。
かつて穀物の積出港として栄えた町カステッランマーレ、
小さな漁村チェファルー、渓谷の丘にたたずむ町ラグーサなど、
シチリア島の多種多様な魅力が、作品から伝わってきます。

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 第 2 週
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●3月 8日(水)~3月14日(火)
  1階 『 小林征治・水彩画展 東京慕情/他 』
※会期中無休
絶えず変貌を続ける東京、横浜。古い街角、風情のある町並み、
生活の営みを感じさせる家々など・・・、町歩きが嵩じ、
それらの情景をいとおしみつつ描き続けてこられました。
今展では、静物画や昨年訪れたイギリスの風景画などを含め、
水彩画約40点を展示いたします。優しい世界をお楽しみください。
※最終日は15時半で終了します。


●3月 8日(水)~3月14日(火)
  B1 『 万年筆画家・古山浩一と黄金色に輝く中世都市と
              カラフルな漁師島を描く 帰国展 』
※会期中無休
昨年10月、イタリアを旅したメンバーによる帰国展です。
洞窟住居が広がるマテーラや、カラフルな漁師島プロチダ島では、
古い街ならではの質感や哀愁を感じながら取材をされました。
最後に訪れたナポリでは、ナポリ湾と火山を一望できるスポットで、
美しい景色を記憶とスケッチブックに刻みつけてこられました。
力作の数々をご覧ください。
※最終日は15時半で終了します。

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 第 3 週
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●3月15日(水)~3月21日(火)
  1階 『 さわやかな光の詩 八久保卓爾 水彩展 』
※19日(日)休館
東京では一昨年以来、3度目の個展です。最近訪れた海外風景を中心に、
国内風景、静物等を含めた水彩作品30点あまりを展示予定。
光を意識して描かれた作品は、見ているだけで清々しい気持ちに
させてくれることでしょう。
※最終日は15時半で終了します。


●3月15日(水)~3月21日(火)
  B1 『 森吉健と緑豊かなコッツウォルズを描く
                    スケッチツアー帰国展 』
※19日(日)・20日(月/祝)休館
森吉健先生の絵画教室で学ぶ生徒有志で、昨年7月初夏のコッツウォルズを
訪れました。メンバーには普段からスケッチをされている方もいれば、
ツアーの時だけスケッチに挑戦する…という方もいらっしゃるそう。
滞在中はイギリスらしくない安定した天気に連日恵まれました。
暑さを感じるほどの快晴の中で、新緑豊かなコッツウォルズの町を
じっくりと描いたスケッチの数々を展示いたします。
イギリスの豊かな田園風景から、のんびりとした時の流れを
感じられることでしょう。

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 第 4 週
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●3月22日(水)~3月28日(火)
  1階 『 広尾アートアカデミー オープン記念
             講師による水彩・油彩 作品展 』
※会期中無休
『広尾アートアカデミー』は昨年10月、日比谷線神谷町駅のほど近くに
開設した新しいカルチャー教室です。
油彩・水彩などのトップアーティストによる指導と快適な環境を
提供されていて、2年後には広尾に建築されるビルへの移転も
予定しているとのこと。
今展では、開校に協力された講師・作家たちの作品を展示。
油彩や水彩、デッサン等さまざまな手法で描かれた見ごたえある
作品が並びます。ぜひ足をお運びください。

※ 講座への質問、空き状況等は教室までお問い合わせください
     → 広尾アートアカデミー 電話:03-6721-5543

【出展作家(五十音順・敬称略)】
青木美和/あべとしゆき/右近としこ/小尾修/笠井一男/小林征治/コヤマ大輔/蔡國華
塩谷亮/醍醐芳晴/田崎まさのぶ/土屋泉太/中嶋明/森吉健/吉武研司


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 第 5 週
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●3月29日(水)~4月4日(火)
  1階 『 第7回 くるぶ・らんでぃ展 』
※4月2日(日)休館
魂を揺さぶられるような、蔡國華先生の作品群に魅了され
絵の指導を受けている月曜クラスのメンバーによるグループ展です。
教室では静物を複雑に組み合わせたモチーフも多く登場し、
あまりの難しさに悲鳴があがることも。けれどその分、
自分なりに解釈をして、どこを切り取るか、どんな物語を紡いでいくか、
どのような色や構成にするか、頭をフル回転させて制作する訓練に
なっているそう。 
同じモチーフを描いたものばかりが並ばないよう、展覧会では教室で
描いた作品以外を展示するよう心がけていらっしゃいます。
さまざまな思いのこもった作品を見ていただければ・・・とのこと。


●3月29日(水)~4月4日(火)
  B1 『 高野浩毅とブルゴーニュの水辺を描く 帰国展 』
※4月2日(日)休館
昨年10月に、秋のブルゴーニュを訪れたツアーの帰国展です。
参加したメンバーは、さまざまな描き方の水彩画、油彩画、写真と
バラエティに富み、参加者同士 刺激を受けあいながら旅をされました。
旅の初めはまだ紅葉が始まっておらず、寒さに耐えながら
スケッチした日もあったものの、中盤になると次第に
紅葉しはじめたとのこと。
軒下や建物の通路で雨宿りをしながらスケッチしたり、
美味しい料理に舌鼓をうったりと、旅行とスケッチを満喫して
こられました。旅の成果をぜひご覧ください。



 ☆掲載の案内ハガキをご覧になられたい方は・・コチラ



上記以降の『ギャラリー び~た』の展覧会予定
  
 (日曜・祝日はお休みですが、展覧会によっては変更もございます。)


4/ 5(水)~1階    「加藤潤 水彩画展」
         B1    「日下部直起と描くイタリア展」

4/12(水)~1階    「近藤美津子・大谷千恵子 二人展」
         B1    「益山典子と描くイタリア帰国展」

4/19(水)~1階    「篠塚豊 個展」
         B1    「原田有美 スケッチ展」

4/26(水)~1階     要 問い合わせ


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『ギャラリー び~た』はスケッチ旅行の専門店、(株)トラベルプランが
運営するギャラリーです。
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◇◇ 『び~た友の会』 スタッフ便り ◇◇


 下芝 悟

  『 新潮社 la kagu 』


大分昔に角館へ行った時、ひと休みしに図書館に入ったら豪華本まで
揃っている充実ぶりにちょっと驚いたことがある。掲示板によると、
新潮社の創業者・佐藤義亮(さとうぎりょう1878~1951)が同地出身で、
角館に図書館が設置された時「郷里の人々に、沢山の本を読んでほしい」と
自らの蔵書と社の出版物の寄贈を始め、義亮がこの世を去った後も
出版物の寄贈が継続されているとのことだった。
同社のこころざしの深さに感激した。

義亮は17歳で上京。現在の大日本印刷の職工に採用されたのち、
職長に認められ校正係になった。好きだった文字や文章を扱う仕事に
移ったことで出版事業を始めたいという夢が芽生え、
彼の人格に惚れた部長夫人の援助で早くも翌年7月出版社を立ちあげた。

紀伊国屋書店発表によると、2016年出版社売上では講談社、
KADOKAWA、集英社、小学館、学研に続く6位にランクされている。


同社の社屋は地下鉄東西線 神楽坂駅3分の好立地にある。
2014年、駅と本社の間にある20年間使っていなかった旧倉庫を
リノベーションして「la kagu」を立ち上げた。

これはサザビーリーグと新潮社の協力で実現。新旧・和洋が混在する
独自の面白さの中に、「REVALUE」というコンセプトのもと、
日本人が築いてきた普遍的な価値や上質の暮らしを目指し、
あらゆる好奇心を触発する場の提供を謳っている。
ネーミングは神楽坂に多く住むフランス人たちが「カグラザカ」は
発音し難く「ラカグ」と呼ぶことがあるというエピソードによるそうだ。



「la kagu」の外観
施設のデザインはこの街に住む建築家・隈研吾氏が監修。
“街に根づいた景観を壊したくない”という思いから、
50年前に建てられた倉庫の面影を残しつつ、
ウッドデッキと2階へつながる大階段が設置された。

1階には女性用ファッション、生活雑貨、50席あるカフェスペース。
2階には男性用ファッション、ブックスペース、家具、
レクチャースペースを配置。
テラスは定期的に行なわれるファーマーズマーケットの
空間としても利用される。

2階のレクチャースペース「soko:ソーコ」は
「知」を体験できる場所として、作家のトークショーなど
本にまつわるイベントを中心に、季節や行事に沿った
ワークショップ、神楽坂という場所に機縁した落語の口演などが
開催されている。

同社の話を2つ。単行本の発行部数が累計10万部を突破すると、
記念に革装本を4部作製するという。2部は著者に、残る2部のうち1部は
同社資料室の閉架に、もう1部は鍵のかかったガラス戸付き本棚に保管される。
特装本は新書も含まれ、単行本は山羊革、新書は羊革が使用されるとか。

もう一つ、ある人が同社に手紙を出した時「新汐社」とウシオに略字を
使ってしまったところ“当社は夕べの会社では無い! 朝の会社である”と
大目玉を食い、出入り禁止になってしまったとか。

手紙を出す際には、くれぐれも名前にご注意を・・・。



 田中 弘子

  『春の七草』


せり(芹)、なずな(薺)、ごぎょう(御行)、はこべ(繁縷)、
ほとけのざ(仏の座)、すずな(蕪)、すずしろ(大根)。
春を代表する若菜「春の七草」です。秋の七草は観賞の対象にもなりますが、
春の七草は食用として摘まれた野草です。

『君がため春の野に出て若菜摘む吾が衣手に雪は降りつつ』
(光孝天皇 古今集 春上905)

春の訪れに心浮きたつ気持ちがあふれていますね。
正月七日は五節句の一つで「人日の節句」「七草節句」「若菜の節句」とも
呼ばれて七草粥を食べて祝う風習がありました。人生の初めとなる「人日」に
七草の羹(あつもの)を食べ無病息災を祈りました。


せりは水辺や湿地に自生する多年草。
競り合うように生えているので名付けられたとか。
別名は根白草、川芹。日本最古の野菜で芹摘みは
古来から早春の野遊びとして親しまれてきました。
香りも良く味も良く、汁の実やおひたし、
味噌和えと食を楽しめます。
血圧を下げる効用もあるそうです。

なずなとは、ぺんぺん草のことです。
幼い頃、三角の実のついた柄を一本一本折って
ぺんぺんと音を立てて遊びましたよね。
三角の実が三味線の撥に似ていることから、
「撥草(ばちぐさ)」とか「三味線草」とか呼ばれています。

田畑の畦や荒地、藁屋根の上にさえ生えてくるので、
強い力があると信じられていました。


すずなは別名、鈴菜。タンパク、ビタミン、カルシウム、
ブドウ糖など栄養抜群の野菜です。
昔、飢饉の時、すずなを育てて貯蔵もできたので
1日1本ずつ食べて飢えをしのいだそうです。

すずしろは大根の古称。大根は地中海沿岸のコーカサス南部から
ギリシャに至る地域が原産地で、中国を経て日本に入ってきて根づいたと
いわれています。煮ても漬けても、生でも乾かしても良し、多様な食べ方ができます。
沢庵和尚が考案した保存食といわれる「沢庵」。あったかご飯に沢庵、
日本人にはたまらない美味しさですね。

昔の人々のように「若菜摘み」というわけにはいきませんが、
冬の間 霜が降りて水分を含んだ土の中から芽を吹き出す様々な野草を見つけ愛しんで、
自然と親しみたいものです。

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♪ 展覧会 無料招待券プレゼント ♪


『 ピカソとシャガール 愛と平和の讃歌 』
ポーラ美術館 【チケット有効期間 3月18日(土)~9月24日(日) 】 2名様


【応募方法】 ※応募締切 3月6日(月)

ご希望の「展覧会名」と、お客様の氏名、電話番号、ご住所を明記の上、
電話・FAX・Eメールにて、「トラベルプラン/ギャラリーび~た」までご応募ください。
(住所等はこの会報誌の最後に記載しております)抽選の上、招待券をお送り致します。
当選の発表は発送をもってかえさせて頂きます。


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◇◇ 注 目 展 覧 会 情 報 ◇◇


「久保利 陽子 展」

  場 所  銀座アートホール 中央区銀座8-110(銀座コリドー街)
  電 話  03-3571-5170
  期 間  3月27日(月)~4月2日(日)【会期中無休】
  時 間  11:00~18:00(初日13時から/最終日15時まで)

    ジェッソを何重にも塗って作られた白い半立体の支持体。
    その上に淡い色調で描かれた風景は、幻想的でありながら強い印象を残します。


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ご意見・ご質問などは"vita@travelplan.co.jp"までお願いします。
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  ≪ ギャラリー び~た 友の会 ≫
担 当:井上 綾 / 下芝 悟 / 田中 弘子
電 話:(03)3561-5050
F A X:(03)3561-5051
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