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 ギャラリー び~た 友の会 NEWS  2017年4月号
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皆様のお手もとに「び~たNEWS」が届く頃、ちょうど桜のたよりも
届き始めているころですね。
「ギャラリーび~た」から、4月の展覧会情報をお届け致します。
春の訪れにふさわしい、華やかな展覧会が目白押しです。
どうぞ足をお運びください。


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◇◇ 『ギャラリー び~た』 2017年4月の展覧会情報 ◇◇


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 第 1 週
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●3月29日(水)~4月4日(火)
  1階 『 第7回 くるぶ・らんでぃ展 』
※4月2日(日)休館
魂を揺さぶられるような蔡國華先生の作品群に魅了され、
絵の指導を受けている月曜クラスのメンバーによるグループ展です。
教室では静物を複雑に組み合わせたモチーフも多く登場し、
あまりの難しさに悲鳴があがることも。けれどその分、
自分なりに解釈をして、どこを切り取るか、どんな物語を紡いでいくか、
どのような色や構成にするか、頭をフル回転させて制作する訓練に
なっているそう。 
同じモチーフを描いたものばかりが並ばないよう、展覧会では教室で
描いた作品以外を展示するよう心がけていらっしゃいます。
さまざまな思いのこもった作品を見ていただければ・・・とのこと。


●3月29日(水)~4月4日(火)
  B1 『 高野浩毅とブルゴーニュの水辺を描く 帰国展 』
※4月2日(日)休館
昨年10月に、秋のブルゴーニュを訪れたツアーの帰国展です。
参加したメンバーは、さまざまな描き方の水彩画、油彩画、写真と
バラエティに富み、参加者同士 刺激を受けあいながら旅をされました。
旅の初めはまだ紅葉が始まっておらず、寒さに耐えながら
スケッチした日もあったものの、中盤になると次第に
紅葉しはじめたとのこと。
軒下や建物の通路で雨宿りをしながらスケッチしたり、
美味しい料理に舌鼓をうったりと、旅行とスケッチを満喫してこられました。
旅の成果をぜひご覧ください。

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 第 2 週
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●4月 5日(水)~4月11日(火)
  1階 『 加藤潤 水彩画展 Den Svenska Vinden
                ~スウェーデンの風~ 』
※会期中無休
東京では2年ぶりとなる個展。はじめて訪れた冬のスウェーデンで、
厳しい寒さと包み込むような優しい風景に心をすすがれる思いで
絵筆をとってこられました。
北欧の風景が持つ清々しさが伝わってくる水彩画、約40点を展示予定です。
4月9日(日)13時~18時まで、会場内にて水彩画の制作をしながら、
絵の作り方や技法の紹介をされます。(予約不要/入場無料)

【略歴】 1975年 宮城県仙台市生まれ
      仙台にて絵画アトリエ『passage』主宰


●4月 5日(水)~4月11日(火)
  B1 『 日下部直起とイタリア中部の田舎村を描く 帰国展 』
※9日(日)休館
昨年5月イタリアを旅したメンバーによる帰国展です。
初めに訪れたのは、火山の噴火によって堆積した凝灰岩の崖上にある村。
長い歴史を感じさせる宮殿や橋、文化を有しています。
次に訪れた、ティレニア海に面した白い家並が印象的な街
スペルロンガでは、美しい港や路地をスケッチしてこられました。
油彩画や水彩画など、14名の力作をお楽しみください。

※初日は14時から始まります。
  最終日は15時で終了します。

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 第 3 週
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●4月12日(水)~4月18日(火)
  1階 『 近藤美津子・大谷千恵子 二人展
              ~南イタリアを描く そのV~ 』
※16日(日)休館
初めて南イタリアにスケッチ旅行へ出かけてから15年ほど経ちますが、
現地を訪れた時の感動は昨日のことのように思い出せるそう。
特にホテルの窓から見えた風景は格別で、朝日に包まれた洞窟住居の佇まいは
幻想的な空間だったとのこと。その感動を少しでも描きたいと
模索してこられました。
2年おきに開催している二人展も今回で5回目。南イタリアの風景や
現地で暮らす人々を描いた人物画など、油彩画30点あまりを展示予定です。

※最終日は15時で終了します。


●4月12日(水)~4月18日(火)
  B1 『 益山典子と 北イタリアの湖畔の村と
               スイスの小さな集落を描く 帰国展 』
※16日(日)休館
昨年9月、北イタリアとスイスの自然豊かな土地を訪れたツアーの帰国展覧会です。
アルプスの山々に囲まれて佇む姿から「緑に包まれた小さな宝石」と称される
オルタ湖や、画家・セガンティーニが愛した小さな山間の村などを巡りました。
その土地の空気や光を感じながら、ゆったりと制作されました。
9名の力作をご覧ください。

※初日は13時から始まります。

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 第 4 週
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●4月19日(水)~4月25日(火)
  1階 『 篠塚豊 個展 -15年の軌跡- 』
※会期中無休
サラリーマン生活を数十年続けるうち“趣味のひとつでも”と思い
デッサン教室に入ったのが15年ほど前のこと。
長年 風景画を中心に描いてこられましたが、最近になって
花を描くことにも挑戦されているそう。
描けば描くほど水彩の奥深さがわかると言います。
初個展となる今展は、ヨーロッパや国内の風景画、花を描いた静物画に加え、
短時間で描いた現場スケッチもあわせて展示予定。
15年間積み重ねた楽しさが伝わってくる展覧会です。

※初日は13時から始まります。


●4月19日(水)~4月25日(火)
  B1 『 原田有美
         ヨーロッパの小さな街のスケッチと旅日記展 』
※会期中無休
ずっと大阪で暮らしていて、東京生活は4年目という原田さん。
OLとして働きながら、年に一度、夏休みを利用して友人とヨーロッパに
スケッチ旅行をするのが楽しみだそう。
今展では、イギリスやイタリアを中心に、ベルギー、ドイツ、アイルランド、
スイスなどのかわいくて絵になる街を描いた水彩スケッチを展示。
ベネチア、ドイツ、ポルトガルを旅した時の様子をイラストで描いた
旅日記もあるとのこと。旅好きの方はぜひご来場ください。

※初日は12時30分から始まります。
  最終日は15時30分で終了します。



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※ 4月26日(水)~5月9日(火)は休廊とさせて頂きます。
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 ☆掲載の案内ハガキをご覧になられたい方は・・コチラ



上記以降の『ギャラリー び~た』の展覧会予定
  
 (日曜・祝日はお休みですが、展覧会によっては変更もございます。)


5/10(水)~1階    「東山孝幸 水彩画展」

5/17(水)~1階    「菱沼紀昭 洋画展」
         B1    「滝田一雄とヴェニスを描く 展」

5/24(水)~1階    「菅原大太郎・槇紗 二人展」

5/31(水)~1階    「兵庫哲郎 水彩画展」


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『ギャラリー び~た』はスケッチ旅行の専門店、(株)トラベルプランが
運営するギャラリーです。
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◇◇ 『び~た友の会』 スタッフ便り ◇◇


 下芝 悟

  『 恋の字がつく駅 』


桃の節句の朝、テレビ朝日で放送された高田純次の『じゅん散歩』という番組で、
西武国分寺線の恋ケ窪駅周辺が取り上げられていた。

「恋ヶ窪駅」を含め、日本には「恋」の字がつく駅が4つあるという。
早速調べてみたら、北から順に、室蘭市にあるJR北海道「母恋駅」。
東日本大震災で被災した三陸鉄道の「恋し浜駅」。西武国分寺線の「恋ケ窪駅」。
山陽と山陰を繋ぐ要の智頭急行「恋山形駅」の4駅であることがわかった。

平成25年、西武鉄道の呼びかけで、4社共同で『恋の駅プロジェクト』を
立ち上げ「恋の駅巡り切符」を売り出したところ、あっという間に完売したそうだ。


北海道にある「母恋(ぼこい)」駅の由来は、この辺りの地名であるアイヌ語
「ポクセイ・オ・イ(ほっき貝が沢山あるところ)」の当て字によるとか。
同駅は1935年開業で、駅弁「母恋めし」は、地元室蘭郷土料理コンクール
弁当の部最優秀賞を獲得している。風呂敷に包まれた可愛い駅弁で、
蓋を開けると大きなホッキ貝の貝殻が現れる。貝殻の中身はホッキ貝と椎茸を
ふんだんに使った炊込みご飯のおにぎり。おかずは縄文模様のスモークチーズ、
燻製卵に漬物。なぜかハッカ飴も添えられているとか。

「恋し浜駅」は岩手県大船渡市三陸町にあり1985年開業。当初は地名に因んで
「小石浜駅」の呼称であったが、2009年に現在の名称に変更された。
地元の小石浜地区で販売されているホタテブランド「恋し浜」にちなんで、
駅名も変えたのだという。この恋し浜ホタテを使った駅弁
「恋し浜ホタテ照り焼き弁当」も販売されているとか。
改称以降、駅の待合室にホタテ貝を絵馬として吊るす「ホタテ貝の絵馬掛け」が
行なわれているそうだ。



恋の字がつく駅
西武国分寺線「恋ケ窪駅」。
地名の由来は色々あるらしいが、恋に相応しい伝説を。

この地はかつて鎌倉街道の宿場で、武将・畠山重忠と、
絶世の美人遊女、夙妻(アサヅマ)太夫との恋物語が伝えられている。

重忠が居城とする埼玉県の男衾と鎌倉を往復するうち、
二人は遊女と客の関係を越えた深い愛情で結ばれた。

ある時、重忠は平家追討の命を受け西に向かう。
太夫に熱を上げるもう一人の男が“重忠は討死した”と
嘘をつき諦めさせようと企んだところ、太夫は非嘆のあまり
「姿見の池」に身を投げてしまった。

哀れに思った村人が墓に松を植えると、松は重忠を思って
枝を西へ西へと伸ばしたとか。
(「姿見の池」はJR中央線の西国分寺駅手前で、
北側に見える池である。)


最後は鳥取県にある「恋山形駅」。智頭急行は第三セクターの中で黒字経営トップの座。
人口密度の低い地区にも拘わらず立体交差が多く踏切が少ないそうだ。
山陽と山陰を結ぶ鉄路として、一度は国鉄の計画路線で工事が進行していたが、
国鉄民営化の煽りで打切られてしまう。しかし鳥取・岡山・兵庫三知事の情熱と連携により完成。

「恋山形駅」に注ぐ情熱がまた凄い。同駅を“恋の駅”と位置づけ、
全国に向け話題の提供と地域の活性化を目指し、平成25年6月、
駅舎をピンクに塗り替えてリニューアルした。

徹底的にハートとピンクにこだわり、ホームにある駅名標もピンクのハートマーク。
ゴミ箱も椅子もピンク、運転士が確認するミラーも塗れる部分は全てピンク。
昨年6月にリニューアル3周年記念としてピンクの『恋ポスト』を設置し、訪問者は激増した。

しかし最大の悩みは列車で来る人が増えず、ドライブ族ばかりが増えたことだとか。
やはりモータリゼーションの波には勝てなかったのかな。



 田中 弘子

  『隅田川と橋』


千住大橋、水神大橋、白鬚橋、桜橋、言問橋、吾妻橋、駒形橋、厩橋、蔵前橋、
両国橋、新大橋、清洲橋、隅田川大橋、永代橋、中央大橋、佃大橋、勝鬨橋。

隅田川に架かる橋の名称。アーチ橋だったり吊橋だったり、それぞれのデザインで
架けられた橋は、滔々と流れる川の水の上でその美しさを競っているかのようです。

「千住といふところにて船をあがれば、前途三千里の思ひ胸にふさがりて、
幻のちまたに離別の泪をそそぐ。行く春や鳥啼き魚の目は泪」(「奥の細道」より)

千住は松尾芭蕉が人々と別れを惜しんで奥州へ旅立った地です。家康が江戸に入って
4年目の1594年に千住大橋が架けられました。
隅田川に最初に架けられた橋で奥州への入口となり、大名行列が行き交いました。
昔は敵の侵入を防ぐ為架けられなかったのですが、江戸が発展するにつれて、
人々が江戸へ江戸へと集まり、橋が架けられるようになったのです。
それでも江戸時代に隅田川に架けられた橋は千住大橋、両国橋、永代橋、
新大橋、吾妻橋の五橋だけでした。


白鬚橋は翁の白鬚のような変わった名ですが、向島の白鬚神社に由来するそうです。
桜橋はxの形をした歩行者専用の公園橋です。春には川岸の桜が一斉に咲き誇ります。

言問橋の名は『伊勢物語』の在原業平が詠んだ「名にし負はば いざこと問はむ都鳥
わが思う人はありやなしやと」の歌に由来しているとのこと。

厩橋の名は浅草の御米蔵の近くに荷を運ぶ馬の御厩があったことからつけられました。
同形のアーチが三連並ぶゆったりとした美しい橋です。




両国橋を描いた北斎の『隅田川両岸一覧 無縁の日中』
両国橋は武蔵と下総の両国を結ぶ橋。
橋が架けられると本所、深川が賑わい、
花火大会が催され、江戸市民が楽しむ街となりました。

北斎の描いた両国橋の絵には橋の上や屋形舟に
多くの人々が溢れるばかりに描かれています。


中央大橋は近代的な斜張橋で、堂々とした中央の塔と
32本のケーブルで構成された何とも優美なデザインです。

勝鬨橋は1905年の日露戦争の勝利を記念して
勝鬨の渡しが開設され、その後1940年に
跳開式の橋となりました。

しかし、1970年を最後に開かずの橋となりました。


「春のうららの隅田川 のぼりくだりの船人が 櫂のしずくも花と散る
          ながめを何にたとうべき」 (明治33年ごろの歌曲「花」)


春の隅田川へ桜狩りに行こうと思います。


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◇◇ 注 目 展 覧 会 情 報 ◇◇


「高野浩毅 水彩画展」

  場 所  ギャラリームサシ 中央区銀座1-9-1
  電 話  03-3564-6348
  期 間  4月3日(月)~4月9日(日)【会期中無休】
  時 間  11:00~18:00(最終日16時30分まで)

   故郷・新潟の雪景色を描いた作品や、フランス、イタリアを描いた風景画、
   バラや芍薬などの静物画を展示。



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