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 ギャラリー び~た 友の会 NEWS  2018年7月号
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家々のグリーンカーテンが元気に葉を伸ばしている今日この頃。
気温もぐんぐん上がり、いよいよ夏の到来です。
ギャラリーび~たでは、暑さを吹き飛ばす素敵な展覧会を開催しています。
皆さまお誘いあわせの上、ぜひご来場ください。

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◇◇ 『ギャラリー び~た』 2018年7月の展覧会情報 ◇◇


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 第 1 週
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6月27日(水)~7月 3日(火)
  1階 『 宋 惟虹 水彩画展 』
※7月1日(日)休館
日本と海外の風景や、室内風景、花などを描いた水彩作品を展示します。
絶妙な色彩感覚と伸びやかなタッチが美しい作品の数々をどうぞご覧下さい。

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※ 7月4日(水)展示入替のため休廊とさせて頂きます。
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 第 2 週
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●7月 5日(木)~7月10日(火)
  1階&B1 『 第31回  絵手紙いずみの会
              愛のかけ橋展 ― 笑顔でもう一歩 ― 』
※会期中無休
絵手紙いずみの会では、絵手紙の創始者・小池邦夫先生のもとで学んだ
仲間たちを中心に、その精神を継承しつつ月に一度勉強会を行なっています。
絵、書、言葉が一体となった絵手紙の世界は奥深く、興味がつきないとのこと。
そんな絵手紙の楽しさを多くの人たちに知っていただきたいと始まった
“愛のかけ橋展”も、今展で31回を迎えます。 
ハガキや巻紙のほか、乾拓と湿拓もあわせて展示。
15名の会員たちが各々個性を育ててきた絵手紙が展示されます。

※今展は木曜日始まりです。ご注意ください。
  開館時間は10時30分~18時(最終日15時まで)です。


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 第 3 週
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7月11日(水)~7月17日(火)
  1階 『-プロヴァンスの風に誘われ- 南仏スケッチ展 』
※15日(日)休館
2017年の秋、13日間かけてコート・ダ・ジュールから
プロヴァンスを巡ったスケッチ旅行の帰国展です。
旅行中は、滞在している村でじっくりスケッチをする方、
村から離れ遠足にでかける方など、日中はそれぞれ自由に行動し、
夕方に集合してディナーをしながら話に花を咲かせたそう。

9名は水彩画、1名はステンドグラス作品を展示予定。
旅の成果をぜひご覧ください。

※初日は13時始まりです。最終日は15時30分で終了します。

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 第 4 週
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●7月18日(水)~7月24日(火)
  1階 『第3回 みずゑ会 水彩画展 』
※22日(日)休館
茅野吉孝先生が主宰する水彩画教室「みずゑ会」。
先生の指導を受けながら日々表現を磨いている16名の作品が並びます。
静物画や国内外の風景画を中心に、にじみやぼかしを使って
美しい画面を作っています。水彩画の楽しさが伝わってくることでしょう。

※初日は13時始まりです。最終日は14時30分で終了します。


●7月18日(水)~7月24日(火)
  B1 『茅野吉孝と描く リヴィエラと
          トスカーナの中世都市 帰国展 』
※22日(日)休館
3月に北イタリアを訪れたツアーの帰国展です。
中世古戦場の町アンギアリでは、丘の上から旧市街へと歩き、
思い思いの場所に腰を据え、寒風にも負けず精力的に描いてこられました。
途中モンタルチーノに立ち寄り、シエナに3連泊。
大聖堂、カンポ広場、魚市場などをスケッチされました。

最終地のサンタ・マルゲリータはリヴィエラ海岸にあるお洒落な港町。
雲の広がる港にイーゼルを立て、旅人らしく自由な気持ちで絵筆を走らせました。
どんな風景に惹かれ、どこを切り取り作品に仕上げたのかに
注目していただければ・・・とのこと。
油彩、水彩、ペン彩画など、力のこもった30余点が並びます。

※初日は13時始まりです。

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 第 5 週
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7月25日(水)~7月31日(火)
  1階 『 亀﨑敏郎 水彩画展
         スケッチ旅物語 - そして、東京 』
※29日(日)休館
昨年11月末の展覧会が好評だった亀﨑さん。名古屋を中心に、
北海道、京都、横浜、東京など日本各地で展覧会を開催されています。
今展でも旅先で描いた風景や、ライフワークと言える日本各地の
駅のスケッチなどを展示されます。
華やかな色彩と伸びやかな勢いのある筆致が美しい作品の数々をどうぞご覧下さい。
会期中、ギャラリー内にて不定期のスケッチ実演を予定。

※最終日は15時30分で終了します。



 ☆掲載の案内ハガキをご覧になりたい方は・・・コチラ


上記以降の『ギャラリー び~た』の展覧会予定
  
 (日曜・祝日はお休みですが、展覧会によっては変更もございます。)

8月 1日(水)~1階    「石﨑道子 展」
           B1    「秋山久美子 油彩展」

8月 8日(水)~1階    「服部久美子 スケッチ展」

8月15日(水)~1階    「Vita展 part1」

8月22日(水)~1階    「現代みづゑ展」

8月29日(水)~1階    「Vita展 part2」


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『ギャラリー び~た』はスケッチ旅行の専門店、(株)トラベルプランが
運営するギャラリーです。
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◇◇ 『び~た友の会』 スタッフ便り ◇◇


 下芝 悟

  『 大手町牧場 』


“大手町のビル街に牧場がある”との噂が耳に入った。

場所は名前の通り、首都・東京のビジネス街の一等地、
JRの線路脇に位置するビルの13階にあると知り、さっそく出かけてみた。

牧場のあるビルは「大手町日本ビル JOB HUB SQARE」。
地下通路に案内看板があり、平日は12時~18時まで、
土曜日は12時~17時まで、定休日は日祝とあった。
また、併設のセミナールームにもなる「大手町カフェ」は平日11時30分~19時まで、
定休日は土日祝となっている。到着したのが火曜日の11時過ぎだったので、
カフェで開場を待つことにした。

カフェスペースはゆったりしていて馬の彫刻が置いてあり、社員と思しき人たちが寛いでいた。
コーヒーとケーキを注文したところ代金は430円。
安いなーなんてちょっと感心、素材は自家製のものばかりで味が好いように感じた。
コーヒーを堪能しているうちに、牧場が開く時間となった。
1階の総合受付で氏名と電話番号を書き、ゲスト用の入館証をつけ、
受付嬢の案内に従いエレベーターで13階へ向かう。

この牧場は株式会社パソナが運営している。
パソナは障害者支援も行っており、ハンディーキャップを持つ
アーティスト社員が描いた絵がエレベーターのドアに使われていた。



スタッフによるエサやりの風景

牧場スペースには既に小さな子供を連れた
ママたちが何組かいて、子供たちは喜んで
動物にエサを与えていた。

入口近くはヤギとアルパカスペース、
次は小さめの豚が5~6頭、その横が
牛スペース(スリム過ぎる体形のホルスタイン2頭)、
一番西側が鳥スペースで、烏骨鶏・フラミンゴ・
ショウジョウトキ・ミミズク4羽がいた。

動物たちの世話は、学校法人川原学園
東京動物専門学校、川原鳥獣貿易株式会社と協業で、
専門教育を受けたスタッフが愛情込めて
行なっているとのこと。


パソナは1976年2月、大阪市北区で人材派遣事業を主な業務とする
「株式会社マンパワーセンター」を振り出しに、幾多の変遷を経て、
2000年ごろに現在の社名に改称したそうだ。

地方創生や地域産業の担い手となる「酪農・観光農場」分野の人材育成を目的に、
「酪農」と「食育」を学ぶ施設としてこの「大手町牧場」を開設したという。
様々な動物を身近に感じ、関心を抱いてもらえるよう「酪農セミナーや
人材育成講座・食育体験を行なっていく」との理念をかかげている。

食育の一環として、大手町牧場では一般向けの体験学習も用意されていた。
7月は月・水・金曜日の13時よりアイスクリーム作り体験セミナー。
火・木曜日はバター作り体験。いずれも1000円で参加できるそうだ。


パソナは京都府より事業を受託し、地元企業6社と共同で2015年に
「株式会社 丹後王国」を設立した。同社は西日本最大級となる道の駅を始め、
レストラン、宿泊施設、牧場運営などを展開し、地域活性のプロフェッショナルとして
丹後地区に雇用を生み出している。
大手町牧場の運営は、この丹後王国と共同で行なっているという。

少し遡るが、2005年9月~2009年5月まで、大手町野村ビル地下の
銀行金庫跡1000㎡に「パソナO2」という地下農場が開設されていた。

太陽光のまったく届かない地下で、水田や80種以上の野菜や植物を栽培し
新しい可能性に挑戦した。元総理・小泉純一郎氏も、背広姿で稲の手入れに
訪れたことがあったらしい。

また、2010年4月~2017年5月にはグループ本部ビル(約5000坪)全体を
都市型農場に見立て、都会でできる農業の可能性を追求。
ベランダや館内で野菜や植物を栽培し、働く人の健康にも寄与するオフィスとして注目され、
国内はもとより海外メディアにも多数取り上げられた。
来場者は50万人にも達したそうである。

様々な試みが素晴らしい結果を生み、日本の食料自給率のアップに
繋がる事を期待したい。




 田中 弘子

  『 次大夫堀公園 』



次大夫堀公園


こんもりとした木々の傍らに、川幅1mほどの小川が
流れていて、水辺にしっとりと紫陽花が咲いていました。
流れに沿って歩いていくと、畔道のある小さな水田があって、
水を張った中に緑の稲穂が揺れていました。

なんとここはミニ水田地帯。
世田谷の農村風景を復元している『次大夫堀公園』でした。

公園の名称は、近世初頭に農業用水路として
六郷用水を開削した、小泉次大夫吉次に由来するとのこと。

たびたびの干ばつに苦しんでいた農民たちの苦悩を知った
次大夫は、多摩川から水を引き、
用水路を掘削しようと考えました。

徳川家康の命令を受け、多摩川左岸の世田谷領・六郷領と、
右岸の稲毛領・川崎領の四ヶ領に用水路の開削を始めました。
当地の農民を人夫として動員して始まりましたが、洪水などもあり
困難を極めたといいます。
次大夫は女性も人夫として参加させ、人々の士気を高めました。

1597年から15年もの歳月をかけてやっと完成し、網の目のように
張りめぐらされた用水路により、荒地であった土地が豊かな稲作地帯となっていきました。
農民たちは六郷用水のことを次大夫堀とも呼んだそうです。

水田に流れこんでいた小川は、この次大夫堀を復元した水路だったのです。
野川から引いてきた川で、多摩川に流れこんでいます。公園内の民家は
移築されたものですが、世田谷区指定有形文化財となっています。

これらの民家は地元の人々が毎日清掃したり、囲炉裏に火を入れたり、
茅葺の屋根は茅葺師の方にお願いして修繕したりと、大切にされていました。
ひやっとする土間に足を踏み入れ、黒光りする床を踏みしめ、
厚い茅葺の屋根を見上げさまざまな農具に触れると、
なんとも懐かしい感情がこみあげてきました。

蚕を見せていただきましたが、幼いころ福島県の農家の2階で蚕棚を
見たことがあったので、再会したような親しみを感じました。

田植えや稲刈りのほか、藍染め、紙漉き、竹細工、そば打ち、木挽き、
糸つむぎ等の実演や講習会を、年間を通して行なっているとのことです。




 井上 綾

  『 高橋まゆみ人形展 』

有楽町の国際フォーラムにある「相田みつを美術館」内にて、
『心のふるさと 高橋まゆみ人形展』が7月22日まで開催中です。

彼女の作り出す人形たちは、田舎で生きる逞しくも優しい雰囲気の
おじいさん・おばあさんと、幼い子供たちが中心です。

初めて高橋さんの人形を知ったのは15年ほど前。その時は愛嬌のある
人形たちをただただ可愛いと感じていました。
時を経た今あらためて作品を前にすると、自分の祖父母に面影を重ねたり、
旅先で見た自然が広がる長閑な光景を思い出したりして、別の感動がありました。

先日読んだ小説の中で、若い頃に無感動で読んだ本を再読したらひどく泣いた
というエピソードがあり「小説というものは、人生のしかるべきときに
出会わなければならない」というフレーズが出てきました。

本だけでなく、作品にも出会うべきタイミングというものがあるのでしょう。

同じ作品でも受ける印象が違ったり、思いがけず感情を揺さぶられたり。
感じ方の変化は、すなわち自分の変化でもあります。
そんな変化も楽しみながら、素敵な作品との出会いを大切にできたら良いですね。




作品写真(展覧会パンフレットより)



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◇◇ 注 目 展 覧 会 情 報 ◇◇


「 蔡 國華 展 “線” 」

   場 所  吉井画廊 中央区銀座8-4-25
   電 話  03-3571-0412
   期 間  7月3日(火)~7月14日(土)【日曜休み】
   時 間  10:00~19:00(土曜日は18時まで)

    線に着目した展覧会。人物クロッキーを中心に展示されます。
    作家の在廊は14時以降の予定です。



「 木原和敏 水彩・鉛筆画展 」

   場 所  画廊 宮坂 中央区銀座7-12-5 銀星ビル4階
   電 話  03-3546-0343
   期 間  7月9日(月)~7月14日(土)【会期中無休】
   時 間  11:00~18:00(最終日は17時まで)

    清楚な佇まいの女性像が人気です。
    今展では20号~4号の鉛筆デッサンや水彩画10余点を展示。


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  ≪ ギャラリー び~た 友の会 ≫
担 当:井上 綾 / 下芝 悟 / 田中 弘子
電 話:(03)3561-5050
F A X:(03)3561-5051
H  P: http://www.travelplan.co.jp/

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